学術研究の振興を図り、我が国の科学技術の発展と文化の向上に寄与することを目的とし、幅広い分野において助成事業を行います。皆様の応募をお待ちしております。
応募期間:令和6年10月1日~令和7年1月15日
詳細は 「研究助成について」 ページをご覧ください。
公益財団法人山陽放送学術文化・スポーツ振興財団はこれまでに、香川県ゆかりの先人の功績を顕彰するシンポジウムの成果集『輝ける讃岐人』(全3巻)約900冊を岡山・香川両県の公共図書館や大学図書館などに寄贈しました。
この『輝ける讃岐人』(全3巻)は、郷土の先人の功績をはじめ思想や文化を後世に伝えていくため、公益財団法人山陽放送学術文化・スポーツ振興財団が令和4(2022)年4月から12月まで毎月1回、同名のリレー・シンポ(全10回)を高松市と岡山市で交互に開催。その成果集として3冊に分けて発刊したものです。
シンポジウムでは、講師たちが史料と史料の間に分け入って導いた新たな知見、讃岐砂漠の水の恩人西嶋八兵衛が氾濫を繰り返す高松市の香東川を最先端の技術『信玄堤の工法』で堤防を築いて制したことや、「讃岐のエジソン」と称される久米通賢は放射線状のネットワークをもつ技術集団を抱えていたことなど、新たな説、見解が次々に提示され、歴史愛好家を驚かせました。
書籍の寄贈に際し、岡山県立図書館には同財団理事でRSK山陽放送の里見俊樹社長が、また香川県立図書館にはRSK山陽放送四国支社の嶋田博史支社長がそれぞれ訪れ、「時代とともに先人の偉業が忘れられていきます。この書籍を学び直しの一助にしていただきたい」と、岡山県立図書館の大西館長と香川県立図書館の市原館長に書籍を手渡しました。
これに対して岡山県立図書館の大西館長は「時代と格闘し続けた先人の偉業をまとめた貴重な史料です。これまでの『蘭学』『福祉』『殖産』の各シリーズと合わせて県民に広く周知し、調査研究の一助になるよう有効に活用していきたい」と述べました。また、香川県立図書館の市原館長は「郷土ゆかりの人物を紹介していただき、先人の足跡を辿ることができてたいへん有難いことです。広く県民に周知し、調査研究の一助になるよう有効に活用していきます」と述べました。
岡山・香川両県の図書館ではすでに貸し出しも行われており、郷土の成り立ちを知りたいという中学生や、先人の功績を学び直したいという年配の県民らが手にしているということです。
この『輝ける讃岐人』(全3巻=別表参照)には、第1回「香川県を独立に導いた男=中野武営」、第2回「砂漠といわれた讃岐の水の恩人=空海・西嶋八兵衛」、第3回「実測による地図作成から塩田開発、大砲などの火器類開発までを手掛けた讃岐のエジソン=久米通賢」、第4回「内海の価値を訴えた人々=瀬戸内海を日本初の国立公園に導いた小西和と田村剛」、第5回「四国をひとつにした男=新道・架橋・鉄道など社会インフラの整備に奔走した大久保諶之丞と景山甚右衛門」、第6回「文学賞と科学賞を残した2人=文芸興隆の礎を築いた文壇の大御所菊池寛と日本初の女性博士保井コノ」、第7回「江戸文化に輝いた二人=近代日本の学問の祖・柴野栗山と讃岐漆芸の祖・玉楮象谷」、第8回「鳥になった男たち=日本の飛行機開発の先駆・二宮忠八と日本初の有人飛行を果たした浮田幸吉」、第9回「万能の異才、江戸のエレキテル・マン=平賀源内」、第10回「郷土が生んだスターたち=ブギの女王・笠置シヅ子と日本初の映画スター・尾上松之助」が収録されています。
公益財団法人山陽放送学術文化・スポーツ振興財団は、香川県ゆかりの先人の功績を顕彰するシンポジウムの成果集『輝ける讃岐人3』約300冊を岡山・香川両県内の公共図書館や大学図書館などに寄贈しました。
公益財団法人山陽放送学術文化・スポーツ振興財団は香川県ゆかりの先人の功績を学び直すシンポジウムの記録書籍『輝ける讃岐人2』約300冊を、岡山・香川両県の公共図書館や大学図書館に寄贈しました。
公益財団法人山陽放送学術文化・スポーツ振興財団は、香川県ゆかりの先人の功績を紹介するシンポジウムの記録書籍『輝ける讃岐人1』300冊を香川・岡山両県の公共図書館や大学に寄贈しました。
公益財団法人山陽放送学術文化・スポーツ振興財団は令和4年8月17日、産業面で功績を残した岡山ゆかりの先人を紹介するシンポジウム記録集『近代岡山 殖産に挑んだ人々3』200冊を岡山県立図書館に寄贈。
公益財団法人山陽放送学術文化・スポーツ振興財団は令和4年3月24日、産業面で功績を残した岡山ゆかりの先人を紹介するシンポジウム記録集『近代岡山 殖産に挑んだ人々2』200冊を岡山県立図書館に寄贈。
公益財団法人山陽放送学術文化・スポーツ振興財団は令和3年7月8日、産業面で功績を残した岡山ゆかりの先人を紹介するシンポジウム記録集『近代岡山 殖産に挑んだ人々1』200冊を岡山県立図書館に寄贈。
公益財団法人山陽放送学術文化財団は令和元年6月20日、岡山ゆかりの福祉分野の先人の業績や思想をまとめた福祉シンポジウムの記録集『慈愛と福祉 岡山の先駆者たち1』200冊を岡山県立図書館に寄贈。
山陽放送学術文化財団は2018年7月19日、7月初めに発刊した蘭学シンポジウムの記録集『岡山蘭学の群像3』200冊を岡山県立図書館に寄贈。
山陽放送学術文化財団は2017年4月21日、4月初めに発刊した蘭学シンポジウムの記録集『岡山蘭学の群像2』200冊を岡山県立図書館に寄贈。
山陽放送学術文化財団は2016年4月20日、4月初めに発刊したシンポジウムの記録集『岡山蘭学の群像1』100冊を岡山県立図書館に寄贈。