女性スタッフリポーターからの写真を紹介
福本大輔さん(岡山・北区建部町福渡)
福本牧場 福本大輔さん(35)です。
この日は、祝日ということもあって、かわいいお子さんたちも、手伝いに来てくれました(#^^#)
約60頭もの牛を育てる福本牧場では、生まれて約8ヶ月の子牛を北海道へ送り育成します。
そこで種付けを終えたら、またこの牧場に戻って、搾乳牛として活躍してもらうそうです。
これは、先代から引き継いだやり方。
福本さんもそれに従って、ずっと続けています。
福本さんは、もともと車のディーラーで働いていました。
就職するまで酪農の道は考えたことがなかったそうですが、お客さんとの会話の中で、ふと、自身の実家のことが頭に思い浮かび、就農を決意しました。
当時、福本さんのお父さんは、『酪農を継いでほしい』とは言わず、自由に将来を決めさせてくれていました。
だからこそ、福本さんも『子どもたちには、自由に好きなことをしてほしい』と考えています。
そんな想いも、お父さん譲りです(#^^#)
福本牧場のみなさん
ちなみに福本さん。幼い頃から牛と一緒でしたが、きょうだいの中でも、一番手伝っていなかったそう(^^)笑
『まさか大輔が!』と驚かれたそうです(^O^)
福本さんは、「先輩方は、自分たちが培ったノウハウというものを、出し惜しみすることなく、教えてくれるんです。継承できることは継承しつつ、今の時代に合った酪農をしていきたいです」と話します。
みなさんと
これからは、労力の軽減するために、自動エサやり機を導入したいと考えているそうです。
また、自家製の牧草の生産に取り組むことが目標だそうです。
地域の先輩農家にもかわいがられている福本さん。
家族が大切にしてきたものを守りながら、『今の時代に合った酪農』を模索しています。
- リポーター
- 古米沙世