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牛窓甘藍
シャキシャキッと甘い!
瀬戸内市 牛窓地区のブランドキャベツ、『牛窓甘藍(うしまどかんらん)』って知っていますか?
牛窓甘藍は、1月~3月までの3か月間しか出荷されない、特別なキャベツです。
牛窓港からフェリーで約5分の“前島”でも、栽培が盛んなんですよ(^O^)♪
JA岡山 牛窓キャベツ部会 太田 修 部会長です。
キャベツ作りは30年以上!
1ヘクタールの畑で、牛窓甘藍を作っています。
昨年の暑さや、雨が少ないこともあって、天候にずいぶんと悩まされたという今シーズン。
なかなか大きさがそろわず、一気に収穫できない大変さはあるものの、味は間違いなく甘くておいしい!
この立派な1玉は、生産者の努力の結晶です(#^^#)
☆突然ですが、クイズです!☆
Q.じつは、牛窓甘藍は1玉の葉の数が決まっています!
約何枚でしょうか?
あまり意識することない葉の数…
これが、牛窓甘藍のおいしい秘密でもあるんです(^^♪
分かりましたか…?
正解は…『約140枚』です!
普通のキャベツは200枚近くあるそうですが、牛窓甘藍は140枚前後。比較的少ないんです。
その分、葉1枚の厚みが増すので、食べ応えがあり、甘み成分もより凝縮しているんだそう!
とにかく甘みが強いことが魅力。
太田さんからは、『3月になると甘さが気持ち悪くなるくらい甘くなるんですよ』と、あまりにも大げさすぎるジョークも(^O^)笑
それでも3月ごろの牛窓甘藍は、“糖度12度”にもなるんだそうです。
フルーツに匹敵する甘さ!究極の一玉です。
太田さんは、「出荷量が少なくてみなさまにご不便をかけていますが、味は間違いなく甘くておいしいものが出来ています。自信を持って『日本一おいしいキャベツ』と言えますね」と話します。
〈太田さんと〉
一度食べたら、きっと納得するおいしさ!
自信を持って届けます。
☆販売店舗☆
・JA岡山 一本松直売所
・JA岡山 はなやか瀬戸内店
勝英地域特産『なぎビーフ』
勝英地域特産『なぎビーフ』を紹介します!
生産者の仲の良さが、いい牛の生産につながっています(^O^)!
みなさんは3代続く和牛農家!
後継者として産地の将来を担う、期待の若手です(#^^#)
地元和牛農家が共同で経営している、“伍協牧場”におじゃましました。
なぎビーフは、生後27か月ほどで出荷を迎えます。
とにかく牛がストレスなく、すくすくと育つように、細やかなところにも手をかけています。
ふっくらとまるまるとした体形ばかりの牛たちを見ると、大切に育てられていることが伝わります(^O^)
☆ここで、クイズです!☆
Q.なぎビーフが食べる“勝英地域ならではのもの”とは何でしょう?
① ピオーネ
② 作州黒
③ 作州栗
牛たちもとっても大好きなんですよ(^O^)♪
分かりましたか?
正解は…『② 作州黒』です!
入れ物を開けるととってもいい香り!
“作州黒のきなこ”です。
これを、仕上げ期(出荷3か月前)に牛に与えます。
いい香りに牛たちもソワソワしています…
これが、なぎビーフの大きな特徴の一つ。
地元産のエサをたっぷり与えて育てるんです(#^^#)
高品質で、市場の評価も高い『なぎビーフ』。
抜群のチームワークがブランドを守ります。
JA晴れの国岡山 勝英奈義肥育部 鷹取 弘泰さんは、
「みんな研修熱心で、4軒の農家が近くに住みながら意見交換ができる環境はなかなかないと思うんですよね。だからこそ、意識高く保ちながら生産できていると思います」
と話してくれました。
【みなさんと】
こうして産地の後継者が続いていることも、素晴らしいことですよね(#^^#)
代々受け継がれた技術と想い。産地一丸となって育てます。
☆販売店舗☆
JA晴れの国岡山の直売所
・旬感広場 農畜産物直売所「晴れのち晴れ」
・産地直売所「燦燦つやま」
JA晴れの国岡山のオンラインショップなど
備南地区のブロッコリー
食べるときっと元気になれる!
岡山市 備南地区のブロッコリーを取材しました(#^^#)
笑顔がとってもチャーミング!
ブロッコリー生産者 井戸 惇さんは、全部で約4000株のブロッコリーを育てています。
今シーズンは苗を植えた9月ごろが大変暑く、収穫が1か月ほど遅れたんだそう。
それでも、大きくてきれいなブロッコリー。
井戸さんの丁寧な管理の成果がうかがえます。
一株持たせてもらうと、ずっしりとした重量感に驚きました(*_*)スゴイ!
☆それでは、クイズです!☆
Q.ブロッコリーのつぼみは『○○○』ほうがいい!
次のうちどちらでしょう?
① 大きい
② 小さい
これがおいしいブロッコリーを見分けるポイント!
分かりましたか?
正解は…『つぼみが【② 小さい】ほうがいい!』です(^O^)
つぼみが小さく、固く締まっていて密集していること。
さらには、頭頂部がこんもりとしたドーム型で、軸が太いものが、おすすめなんだそうです。
それを踏まえて見ても、井戸さんのブロッコリーは完璧ですね(^^♪
土にはたい肥をたっぷり入れ、暑い時期はこまめに水やり。
手をかけて、育てられています。
井戸さんは、
「私がおいしく・甘く・大きく作っていますので、しっかり食べて、ブロッコリーの栄養を十分取って元気をつけてもらいたいです」
と笑顔で話します。
【井戸さんと】
備南地区で作るブロッコリーは主に市場出荷で、京都に届けられています。
品質が高くて、好評なんだそうですよ(#^^#)
生産者が丁寧に育てたブロッコリー。
想いがギュっと詰まっています。
新見市特産『千屋牛』
新見市のブランド和牛『千屋牛』を育てる、千屋肥育センターです。
『岡山県産和牛をもっと食べてほしい』という熱い想いを受け、JA晴れの国岡山 新見畜産事務所 木村 俊哉さんを取材しました!(^^)!
千屋肥育センターでは、合わせて約300頭の和牛を育てています。
牛舎は全部で6棟。
生育段階ごとに分けられています。
がっしりとした体格とバランスのいい肉付き。
大きい牛だと、約800キロの重さになるそうです。
☆それでは、クイズです!☆
Q.千屋肥育センターでは、子牛を仕入れてから、≪何か月以上≫、牛を育てるでしょうか?
和牛農家は、母牛に子牛を生ませ、その子牛を出荷する“繁殖経営”と、子牛を仕入れ、肉として出荷するまで育てる“肥育経営”の大きく2種類に分かれます。
千屋肥育センターは、そのうちの“肥育経営”です。
難しいですが、なんとなく思い浮かんだでしょうか…?
正解は…『18か月以上』です!
生後28か月ほどで出荷を迎える千屋牛。
そのうち繁殖農家が約8か月子牛を育て、そこから出荷までを手掛ける千屋肥育センターは、18か月以上かけて、じっくり育てます。
出荷までの半分以上を管理しなければならないので、大変ですよね(*_*)
さらに“1頭だけがいい牛”というわけにもいきませんよね。
いかに“全頭を大きく健康に育てられるか”が求められます。
いい牛を育てるためには、エサのバランスや、生育環境の管理。
体調の変化にいち早く気付くことも、重要です。
どれも大切な命、手は抜けません。
だからこそ『食べてくれる人にも大切に思ってもらいたい』と、想いを込めて生産しています。
木村さんは、
「生産コストもかかるので、骨身を削ってやっているという状況です。高級品の和牛というのは手をつけづらいというのはあるんですが、岡山県全体で日々、おいしい肉を研究しているので、食べていただけたらうれしいです」
と話します。
【木村さんと】
歴史ある県産和牛。
生産者のたゆまぬ努力が、ブランドを守ります。