女性スタッフリポーターからの写真を紹介
廣幡泰治さん(勝央町下町川)
大きな大きなカブ!
持ってみるとずっしりと重たく、今にもぎっくり腰になりそうなくらいでした(*_*)!
廣幡農園 廣幡泰治さん(64)は、就農17年目。
カブをはじめブドウや黒大豆、アスパラガスに小豆、栗など、多品目を手掛ける専業農家です。
今はカブの収穫が最盛期を迎えています。
作っているのは、業者用の大きなもので、主に京都へ漬物用として出荷されます。
父の後を継いで農業を始めた廣幡さん。
パソコンで見せてくれたのは…。
なんと気象予報のソフト!
実は廣幡さん、気象予報士の資格を持っているんです(#^^#)!
廣幡さんの住む地域は、那岐山から吹き降ろす“広戸風”に悩まされています。
風速50メートルを超えることもある猛烈な風で、成長途中のカブも土から抜けコロコロと転がるほどなんだそうです。
廣幡さんは、農作物被害を防ぐために、どの程度の風が吹き、対策をすればいいのか、ということを独自で予測できるようになりたいと、気象予報士の資格を取ることを決意しました。
畑には、手作りの観測システムも設置しているんですよ!
一つ一つがアメダスさながらです…本格的で驚きました…毎日の気温や風速、雨量など記録しています。
独自で研究、予報をして、時には、近所の農家に呼びかけもしているんです。
農業仲間の 廣幡農産 廣幡公宏さん(74)は、「大雨が降るとなると心配だから、時々どうなるのか聞きますね。すごく助かります」と話します。
仲間からも厚く信頼されているんです!(^^)!
左:公宏さん 右:泰治さん
廣幡さんは、「雨が降るにもどのくらいなのか、種が流れるくらいなのか、その程度も農家にとっては大事なんです。いつかは農業に役立つ気象情報を提供してみたいなと思っています」と話してくれました。
とても勉強になります。
アプリやHPでの天気予報で、注意喚起や農業に関する細やかな予報を目標にしています。
廣幡さんと
農家による農家のための“ひろちゃん天気予報”…そんな日も遠くないかも(#^^#)♪
私もとっても楽しみです!!
- リポーター
- 古米沙世
- 撮影場所
- 勝央町下町川