アナログで新鮮!古き良き印刷技術を体験!(岡山)

ライブ5時 いまドキッ!
岡山県備前市西片上にやってきました。
こちらにとってもおしゃれなお店があるんです。
 


看板がありますよ。『備前凸版工作所』。
看板も「凸」の形になっています。


どんなお店なんでしょうか?店内もおしゃれです。いってみましょう!



お店は、備前市で印刷業を行っている会社が地域活性化を目的に、この夏オープンしたんです。
 
あっ、取っ手も「凸手」になってます(笑)。
 


店内に入ってくると、封筒が並べられていて、色合いが優しくて、デザインも幅広くありますね。
 


社長の大西さんです。よろしくお願いします。
 
こちらのお店、一体どんなお店なんですか?
 


(社長 大西真司さん)はい。まず入っていただいたこのスペースは、凸版印刷の特性を生かした紙雑貨製品、そして真ん中には印刷の体験ができる体験工房、そして奥にはゆっくりとくつろいでいただけるカフェとなっておりまして、紙、印刷、デザイン、こういったものをゆっくりと楽しんでいただけるスペースです。



凸版印刷、名前にも店名にも入ってますけど、どういったものなんですか?

(社長 大西真司さん)例えば、こういった封筒やカード、グラデーションを使わないベタっとした印刷ではありますけども、それをかすれや凸凹感を生かしたデザインになってます。


グラデーションがなくても凸版を組み合わせることで、いろいろなデザイン印刷ができるんだとか。どれもおしゃれですよね。
 
種類も豊富です。

(社長 大西真司さん)これが凸版印刷の「版」です。触っていただければわかりますけど、凹凸感があります。
 
本当だポコポコしてます。



(社長 大西真司さん)ここの凹凸の凸の部分ににインクをつけて押し付けて印刷をします。
 
凸版印刷は柄だけではなく、もちろん文字も印刷できます。


こちらでは凸版印刷の体験ができるんです。
 


円盤にインクを塗り、選んだ文字の版をセットします。
 


グッ!結構、力がいる!
 


じゃ〜ん、あっできた!

見てください!かわいい〜!
 


次は、印刷技術の一つ、シルクスクリーン印刷を体験します。
自分でデザインを書いて、それをTシャツやトートバッグに印刷できるんです。


この日のために印刷するデザイン決めてきました。
 


製版をしてもらって、こうやってインクを塗っていきます。


いきます!(インクを伸ばしていきます)やばい、結構、力がいる。



どうでしょうか?緊張の瞬間ですね...。

では持ち上げてみます。いきま〜す!
 


かわいい〜!できました。


みんなの似顔絵!

似てない?特徴をとらえてるでしょ。
 
愛用してくださ〜い!

 
どんな思いを込めて営業していきたいですか?
 
(社長 大西真司さん)そうですね、DXとかSDGsとか紙離れが進んでいますけど、やはり印刷の楽しさというか紙の風合いですとか、そういったものを改めて感じていただける...印刷の文化を残したいと言えばちょっと大げさかもしれませんけど、そういった場所にしたいなとは思ってます。



すごく凸版印刷って、本当に魅力がたっぷり詰まってますよね。
 
(社長 大西真司さん)そうですね、やっぱり触っていただかないとわからない、体験していただかないとわからないっていうところもたくさんあるかと思うので、ぜひたくさんの方に来ていただければなと思います。
 
パソコンが主流の時代だからこそ、古き良きものを伝えていく。
 
皆さんも貴重なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか?


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『備前凸版工作所』
場 所:岡山県備前市西片上31
営業時間:9:30〜17:30
問い合わせ:0869-87-0012
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