水島のこまどり姉妹が50年守り続けてきた喫茶・吉田珈琲店

ライブ5時 いまドキッ!
(中屋アナ)倉敷市水島にやってきました。水島商店街通りを曲がったところに、ずっと気になってた喫茶店があるんです。


(中屋アナ)それがこちら、吉田珈琲店です。


ー倉敷市水島にある純喫茶・吉田珈琲店です。50年前から変わらない佇まい。

(中屋アナ)おはようございます。


(中屋アナ)オレンジ色のランプに、壁紙もかわいい〜!入った瞬間から何か別の世界に来たような素敵な空間ですね。


(吉田珈琲店 白川都美子さん)すごい持ち上げてくれる(笑)


ーこの店を営む都美子さんと、今日は手伝いできたという加代さん。2人は5人兄弟の三女と末っ子。


(中屋アナ)看板娘ですね、おふたり。
(金光加代さん)こまどり姉妹です。
(吉田珈琲店 白川都美子さん)水島のこまどり姉妹。お客さんがつけた。

(金光加代さん)喫茶店なんか単価低いからね、本当はもうやめてもどうってことないけど、お客さんがずっともう何十年も来られてる人がいるからね。


ー見せたいものがあると2人が持ってきてくれたもの、それは!?
 
(吉田珈琲店 白川都美子さん)昔からの写真なんです。これは現在。

(中屋アナ)白黒ですけど。全然変わってない。さっき入ってきた店構えとほとんど同じ。


ー姉妹が初めてお店を出したのは57年前。
 
ー名前は喫茶ドン。

(中屋アナ)吉田珈琲店の前の店。ドン。
 
(金光加代さん)この頃は、ここの港を埋立てしたりして、もうどんどんやってるときです。もうダンプカーが走り回ってたとき。

(中屋アナ)ちょうど発展していく頃。
 
(吉田珈琲店 白川都美子さん)じゃり道で、こんな砂ほこりが。

(金光加代さん)すごい車が多いね。そんな走っとったん。

(吉田珈琲店 白川都美子さん)うちのこの店もかわいい店だったんですよ。
 
(中屋アナ)ここの内装は、おふたりで考えられたんですか?

(吉田珈琲店 白川都美子さん)いやいや、長女がこだわっとるから、こっちはそれについていくだけ。


ー店内のライトやティーカップは、店を始めた長女 都美子さんの姉がこだわって集めた品々。
 
(吉田珈琲店 白川都美子さん)長女、この人。

(中屋アナ)こんな小さい頃から喫茶店で!?
(金光加代さん)小さい?おかっぱみたいにしているから、そういう風に見えるだけですよ。
(吉田珈琲店 白川都美子さん)だからこの時は...36、7歳。
 
ー高齢になった長女の後を引き継ぎ、現在、店を営むのは都美子さん。

(吉田珈琲店 白川都美子さん)とにかくこの人がこだわりぬいてカップから何から全部。だから今もう食器が余って困ってます!


(中屋アナ)本当にお姉さまの思いが詰まったお店なんですね。

(吉田珈琲店 白川都美子さん)だから、えらくても頑張らんと。
(金光加代さん)店が倒れるか、人が倒れるか(笑)


ー姉妹で守り続けてきたお店にはどんなものが残っているのか。
 
(中屋アナ)最初、気になったんですけど、このピンクの電話。このピンクの電話ってまだ使えるんですか?

(吉田珈琲店 白川都美子さん)使えま〜す。10円入れてください。
 
ー入口で見つけた次の定休日を知らせるプレートもコーヒーカップの形。


ーそして中屋藍が喫茶店の中で特に注目している場所が!
 
(中屋アナ)喫茶店の椅子が大好きなんですよ。

(中屋アナ)こちらの壁際の椅子を見てくださいよ。座ったら沈むんですよ、フワって。


(中屋アナ)この椅子が最高!大好きっ。何が好きかって、革の椅子って・・・・・(▶︎▶︎▶︎早送り)。

(中屋アナ)って、思いを馳せるのもまた好きです。どんな人が座ったのかなあ〜って。

ー喫茶店の椅子への愛が止まらない...。


ーそうこうしている間に、モーニングが出来上がりそう。




ー卵に、トーストに、サラダ。そしてこのステンレスの銀の皿が絵になる。

(中屋アナ)喫茶店のモーニングといえばトーストです。いただきます。
(中屋アナ)ん〜、これこれ。バターが、じゅんわりトーストに染み込んでて、いや〜卵もウィンナーもあっていいなあ。

(中屋アナ)これだわ。この時間が本当に幸せです。



ーこだわりの食器やインテリアなど、目でも楽しませてくれる吉田珈琲店、看板娘たちに会いに行ってみては。 

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『吉田珈琲店』
住  所:倉敷市水島西常磐町5-2
営業時間:8:00~16:00
定 休 日:木曜、第1,3水曜
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