いや〜瀬戸内の多島美、綺麗ですね。
実はですね、この瀬戸内海でなんとサーモンまで育てられているということで、今日は直島にやってきました。
サーモンというと北国のイメージがあるんですけども、本当にここにいるんでしょうか?
サーモンというと北国のイメージがあるんですけども、本当にここにいるんでしょうか?
その名も「讃岐サーモン」。
どんな魚なのか。養殖されている港へと向かいます。
どんな魚なのか。養殖されている港へと向かいます。
おはようございます。
(岡田水産 岡田圭伊太さん)よろしくお願いします。
讃岐サーモンって、いわゆるお店で売ってる鮭なんですか?
(岡田水産 岡田圭伊太さん)ニジマスを海面で養殖した魚を讃岐サーモンとして販売しています。
10年ほど前から、香川県で養殖が始まった讃岐サーモン。
今では岡田さんを含め、香川県内で6件が養殖を手がけています。
岡田さんの案内で、沖合にある養殖いかだへ…。
到着しました。すごい、もう、既にめちゃくちゃ見えてます!
一つのいかだにおよそ3000匹。
取材時の大きさなんですけれども、一匹、1キロほど。
讃岐サーモンは1.5キロから2キロほどのものが出荷されるため、今出荷に向けて大きく太らせている状態です。
取材時の大きさなんですけれども、一匹、1キロほど。
讃岐サーモンは1.5キロから2キロほどのものが出荷されるため、今出荷に向けて大きく太らせている状態です。
おっ、これ!?ボックスから餌が落ちてますけど、これ勝手に落ちるんですか。
(岡田水産 岡田圭伊太さん)そうです、タイマーで落ちるのと、こっちのスマートフォンで操作したりとかもできます。
もしかして岡田さん、今スマホ持ってますけど、これで操作してるんですか。すごい!今の養殖ってハイテクなんですね!
これじゃ〜、家にいてもそろそろサーモン餌の時間だって思ったらスマホで操作すればできちゃう!?
(岡田水産 岡田圭伊太さん)カメラで確認して。
これにカメラついてるんですか!?ちゃんと餌食べてるかなって?
(岡田水産 岡田圭伊太さん)それはちゃんと確認しなきゃいけないです。
すごい時代ですよ。
さらにその餌自体にもある特徴が。
さらにその餌自体にもある特徴が。
(岡田水産 岡田圭伊太さん)ジンジャーやオレガノといったハーブを4種類ほど入れてます。
そんなもん入ってるんですか!
(岡田水産 岡田圭伊太さん)脂質を改善するというか、臭みがないようにハーブを配合しています。
なんか人間が食べても美味しそうな。なんかカレーできちゃいそう(笑)。
そんないいもの食べてるわけですね。これはちょっと魚自体の味が楽しみですね。
そして味もさることながら、気になるのは、「どうして瀬戸内海でサーモンなのか」ということ。
(岡田水産 岡田圭伊太さん)香川県は、もともとハマチの養殖は盛んなんですけど、2月とか3月とか水温が下がったときに飼えなくなるんですね。
何か飼えるものはないかなと思って、冬場に飼える魚っていうことでサーモンをスタートしました。
低水温に強い魚なんですね。
(岡田水産 岡田圭伊太さん)ちょうどハマチとサーモンで二毛作いう形で。
二毛作!農業ではよく聞きますけど、もう魚の養殖でも。
ちなみに、今年の初出荷は4月14日、岡山・香川のスーパーなどに並ぶ予定だということです。