SDGsを目指す企業、新しく起業した企業、歴史ある企業など、地域社会とともに成長していく岡山・香川の企業のトップに「夢」と「未来図」を語っていただくインタビュー番組。 インタビュアーは国司憲一郎。
2024年12月14日(土) 放送 [ 再放送:2024年12月16日(月) ]
(有)久井田工業(津山市)
代表取締役 高山信美 氏
津山市油木上(ゆきかみ)、道路1本を挟んで隣は美咲町という山間の地に本社を構えて40年、久井田工業はのり面工事の仕事をしてきた。
父の代から日本植生の下請けをしていたが、叔父と二人で1983年久井田工業を設立、高山代表は、2001年に事業を承継している。
バリバリの現役、70歳の代表だ。
のり面工事の原点は、線路わきの斜面を緑化することで崩れを防ぐこと。
小学生の頃、父の仕事に連れて行ってもらった長野県での思い出、中学生の頃、叔父に誘われて行った日御碕灯台付近の道路の工事のことなど、時代が移る中で、のり面工事の工法も変遷してきた。
最初は、加工した四角い芝生を張り付けて緑化することから始まるが、その後種子の吹き付け、さらに植生ネットと、緑化することで土砂の崩れ落ちを防ぐ工法が進んできた。
そしてモルタルの登場だ。
50年は防止の効果があるといわれるモルタル工法、現在では、高速道路などでよく見かける碁盤状のモルタル吹付けである。
高山代表は、実は新しい工法や開発を編み出すのが大好き!
今までにも、のり面工事に必要な機械をセットした大型ウィング車を作り、稼働させてきた。
高速道路にパパァーッと乗りつけ、規制をかけてチャチャッと施工し、キチンと片付けてスーッと帰る。
今までにない時短、コスパ、労力削減を実現した。
そんな高山代表が、岡山大学と共同開発でまたまた新しい工法を生み出したのだ。
道路が狭くて機械が入らない、複雑な地形、家の裏の斜面が危ない、公園ののり面の草刈りがもうできない、そんな悩みを解決するべく登場した新工法「草出ん造」とはいったい何?
高山代表の愉快なお人柄も一緒にお届けします!
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