SDGsを目指す企業、新しく起業した企業、歴史ある企業など、地域社会とともに成長していく岡山・香川の企業のトップに「夢」と「未来図」を語っていただくインタビュー番組。 インタビュアーは国司憲一郎。

2024年11月23日(土) 放送 [ 再放送:2024年11月25日(月) ]

(株)キクチ (美作市)

(株)キクチ (美作市)

代表取締役 菊池優志 氏

美作市湯郷、温泉街の一角におしゃれな店舗を構えているのが、株式会社キクチ。
美作湯郷と津山でフラワーショップを経営している。
もともと銃器火薬を扱っていた父が、ショッピングセンター進出を機に、センター内の花店経営を始めた。昭和53年のことだった。
現在50歳の菊池代表が、実家であるキクチに入ったのが28年前、花のことはほとんど何も知らず、仕事の中で覚えてきた。
しかし、心のどこかで花が好きだったのでしょう、と語る菊池代表、今では、県外からの注文、岡山市からこの花だけを買い求めに来る客など、キクチの花は人気を呼んでいる。
たとえば…
パンジーの一種で、流通には乗らない「ローブ・ドゥ・アントワネット・ロココ」、群馬県のただ一人の生産者が作っている。
2017年に日本一となった真紅の薔薇「アマダ」、佐賀県のこれも一人の生産者が手掛けている。
菊池代表は、大手市場にも目を光らす。
京都、姫路、大阪など関西の市場だ。
セリが行われる前日にネットで競り落とすと、翌日の朝7時には関西から届くのだ。
珍しい品種の仕入れ、何よりも大切なのは品質の高い花を扱うこと。
長持ちのする花を作る生産者と産地の見極めは、菊池代表の命ともいえる。
そんなキクチが、年に一度開催するローズフェア「バラと湯郷」が11月30日(土)・12月1日(日)湯郷を舞台に繰り広げられる。
おしゃれなカフェや旅館、グラス工房、ベーカリー、足湯など7か所でバラを展示、もちろんフラワーショップキクチの店内はバラが満載だ。
ご本人曰く「キクチのバラで決めやがれ」、楽しいトップインタビューとなりました。

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