SDGsを目指す企業、新しく起業した企業、歴史ある企業など、地域社会とともに成長していく岡山・香川の企業のトップに「夢」と「未来図」を語っていただくインタビュー番組。 インタビュアーは国司憲一郎。

2024年8月24日(土) 放送 [ 再放送:2024年8月26日(月) ]

社会福祉法人岡山博愛会 岡山博愛会病院(岡山市)

社会福祉法人岡山博愛会 岡山博愛会病院(岡山市)

副理事長 病院長 中尾一志 氏

130年を超えて地域医療に貢献している岡山博愛会病院。
岡山の社会福祉の歴史とともに歩んできたともいえよう。
1891年、アメリカの宣教師アリス・ペティ・アダムスさんが来日、1905年に現在の中区に無料の施療院を開いた。
岡山博愛会病院の原点である。
岡山大空襲で施設のすべてを焼失するが、アダムスさんの遺志を継いだ更井良夫牧師(更井哲夫理事長の父)が再建への扉を開いた。
時代の変化に、病院機能を対応させてきた岡山博愛会病院は、今あることに力を注いでいる。
それが「元気になっておうちへ帰ろう」プロジェクトだ。
急性期を経た人の診療、リハビリ、退院支援、在宅復帰を責任をもって対応する。
もちろん博愛会グループの各部門との連携も欠かせないが、なかでも2021年にスタートしたチーム「AeE」の医療活動が、実を結びつつある。
AeEとは、Activities to enjoi Eating、楽しく食べて元気になろうという意味で、博愛会オリジナルの医療チーム。
作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、歯科衛生士など多職種のスタッフが連携、300人以上の患者と共に「楽しく食べて元気になる」取り組みを行ってきた。
国の施策に先駆けて実践してきた岡山博愛会病院の、ラヴィングオールの精神が脈々と生きている証のようでもある。
中尾一志病院長とともに、チーム「AeE」のスタッフにもインタビューです。