SDGsを目指す企業、新しく起業した企業、歴史ある企業など、地域社会とともに成長していく岡山・香川の企業のトップに「夢」と「未来図」を語っていただくインタビュー番組。 インタビュアーは国司憲一郎。

2024年8月17日(土) 放送 [ 再放送:2024年8月19日(月) ]

(有)友誼食品(倉敷市)

(有)友誼食品(倉敷市)

代表取締役 藤井精司 氏

倉敷市内で、居酒屋「朝まで屋」をFC展開していると言えば、ご存じの方も多いはず。
藤井代表が始めた事業である。
もともとは、水島港近くで先代が始めたこんにゃく製造が、友誼食品のルーツである。
堅実な経営が続くも、スーパーなどの台頭で少しずつ後退、そんな時、藤井代表が居酒屋「朝まで屋」を始めた。
ラーメンが美味しくて一杯飲めて屋台感覚で気軽に入れる、「これが受けたんよ、なんでか」と語る藤井代表。
店に出ることはなく、もっぱら賃貸とアイデアで勝負、フランチャイザーとして不動産業の毎日が続いた。
そこで藤井代表が考えたことは「不動産収入ではない、具体的な仕事がしたい」。
行きついたのが、新しく始めた「たい焼き事業」である。
連島の幹線道路沿いに「開運たい焼きカフェ」をまもなくオープン。
たい焼きは王道の粒餡、しかし3種類のたい焼きがあるのだ。
周りに羽根のような薄皮がついた「ついてるたい焼き」、尾が見事にピンと上がった「開運たい焼き」、そして餡の中に白玉を持たせた
「もってるたい焼き」、ネーミングで勝負の藤井流たい焼きが生まれた。
それだけではない、実はこの事業には、藤井代表のある思いと新しい提案が、込められている。
70歳の挑戦とアイデア勝負、藤井代表にトップインタビューです。