SDGsを目指す企業、新しく起業した企業、歴史ある企業など、地域社会とともに成長していく岡山・香川の企業のトップに「夢」と「未来図」を語っていただくインタビュー番組。 インタビュアーは国司憲一郎。
2024年7月20日(土) 放送 [ 再放送:2024年7月22日(月) ]
(株)カンショク (香川県観音寺市)
専務取締役 秋山昌己 氏
豆腐製造の観音寺食品として歩み始めたのが、70年前のこと。
取引先や顧客から「観音寺食品は長いなぁ、カンショクさんでええか?」という声に押され、いつの間にか愛称のように定着した「カンショク」。
平成元年、旧社名を改め株式会社カンショクを設立し直した。
2年前に新しくした事務所と工場があるのは、観音寺市柞田町、併設された、直売所トーフスタンドも、人気を呼んでいる。
豆腐、揚げ、二次加工食品製造卸のカンショクは、祖父母が創業し、父が2代目で秋山専務が3代目だ。
香川県下のスーパーはもちろん、学校給食など多方面へ卸販売を行い、1日の豆腐製造ラインは1万5千丁を誇る。が、カンショクがすごいのは昔ながらの製法で、全自動機械化をしていないところなのだ。
これからも全自動機械化はしない、それがカンショクの豆腐作り、と秋山専務は胸を張る。
35名の従業員は、若い世代も多く、ヴェテランもそれなりに、外国人も働いている。
カンショクさんは元気いいね、と言われれるのは嬉しい。
最近の豆腐業界はどうですか、とマイクを向けると、たいへんだけど、代替わりして若い世代が多い、30代40代を中心に、20代もがんばっているそうだ。
専務としての改革は、大豆をすべて自社で循環させる仕組みをつくること。
香川県では、大豆100粒運動、大豆を県産で作ろうという動きも活発になるそうで、秋山専務いわく、植物性たんぱくの大豆の可能性と豆腐の未来は無限!だそうです。
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