2024年2月10日(土) 放送 ［ 再放送：2024年2月12日(月) ］

（社）Ai-care（岡山市）

代表理事　大西直美　氏

「スヌーズレン」という言葉をご存知だろうか？
50年ほど前、1970年代にオランダで生まれた活動と理念だ。
今では、ヨーロッパ、イギリス、アジア各国、アメリカ、カナダなどにも広がっている。
Ai-care（アイケア）は、この「スヌーズレン」の体験ルームを岡山県内で初めて実現した。
岡山市南区福富西、大西代表理事が自宅に6畳の体験ルームを構えたのが2022年、それから1年半の間におよそ250人ものひとが利用。
体験ルームは、ブラックライトでほの暗く、アロマの香りも素敵で、エアマットレス、蛍光グッズや木のおもちゃが置かれた自由な空間だ。
自由で、オープンゴールな楽しみ方を、みんなが受け入れる空間、そこにスヌーズレンの理念がある。
もともとオランダでは、重度の知的障害を持つ子どもたちのためのレクリエーション活動として始まったが、今では、特にヨーロッパでは、小児病院、高齢者施設、街のコミュニティセンターなどにも広がりつつあるとか。
日本にスヌーズレンが伝わって30年、それでも、日本では聴きなれない言葉「スヌーズレン」。
もっと多くの人に知って、体験してほしいと大西代表は話す。
4月には、岡山市南区藤田に新しい体験ルームもオープン、大西代表に、スヌーズレンの出会いと未来をトップインタビューです。