2023年12月30日(土) 放送 ［ 再放送：2024年1月1日(月) ］

(株)リプロ （岡山市）

代表取締役社長　岡田謙吾 氏

土地の境界を示すためなどに打たれる「境界杭」のシェアトップメーカー。
しかも、リプロの杭は廃棄プラスチックを材料としている。
「エコ」も「リサイクル」も、みんなの意識になかった1971年創業当時からプラスチック境界杭を作ってきた。
今では、国内の半分、世界の33％のシェアを持つトップメーカーに成長、「世界一のプラスチック境界杭メーカー」としてギネス世界記録に認定されている。
軽くて、持ち運びやすく、強度があるプラスチック境界杭は、実は、国土の85％が山林の日本にぴったりの杭なのだ。
四角いアタマの部分は用途や市町村によって色が違い、釘のような長い足を持つ境界杭。
年間500万本作られるリプロの杭は、国土調査の仕事をメインに、打たれたその場所で半永久的に一生を終える。
しかし、そんな杭が日本からはるか太平洋を一人で渡り、シアトル・オーカス島に流れ着いたという実話があるのだ。
岡田代表が原案を作成した絵本「8000キロを渡った杭 オーカスくん」の話題、今年の締めくくりにぜひ、お聞きください。