2023年9月23日(土) 放送 ［ 再放送：2023年9月25日(月) ］

(株)フクシン（東かがわ市）

代表取締役 CEO 福﨑二郎　氏

東かがわ市白鳥は、日本の生産量の90％以上を作る一大手袋産地だ。
白鳥出身の人物が大阪で始めた手袋縫製、縁者が技術を白鳥で伝え、135年が経った。
50数社ある手袋関連会社の中で、フクシンが作るのはファッション手袋。
もともと卸業でスタートしたフクシンだが、OEM生産などを経て、自社生産をスタート、今ではメーカー部門を持つ卸業として多彩なラインナップを誇る。
1977年創業、2代目となる福﨑代表が力を入れるのが、ブランディングだ。
従業員向けのインナーブランディングもユニークな取り組みが溢れているが、自社の価値や理念を外へ向けて発信するアウターブランディングから、新しいブランドが生まれた。
サステナブルブランド「ecuvo. 」、永久修理、永久定番、そして片手でも販売してくれるのだ。
片っぽだけ落ちた手袋、残った片方は捨てるしかない…いえいえecuvo. なら片手だけお売りしますよ、というわけ。
永く、ファミリーで、みんなで使ってもらおうと立ち上げたブランドは2020年グッドデザイン賞を受賞、その取り組みとコンセプトが評価された。
手袋の産地からの新しい風、福﨑代表にトップインタビューです。