番組審議会

<第714回審議会概要>

■開催日時
令和4年(2022年)11月9日(水)14:00~15:30
■場所
RSK山陽放送 第1会議室
■議事の概要

紙上参加を含む9人の委員が出席。下記のテレビ、ラジオの自社制作番組について批評が行われた。

テレビ 10月22日(土)15:00~15:54放送
ダイドーグループ 日本の祭り
「ふざけて笑って 感謝よ届け!~讃岐・ひょうげ祭り~」
ラジオ 10月2日(日)10:00~11:00放送
「わっしょい和んさか 吉備高原フェスタ RSKラジオまつりだよ!全員集合!」

【テレビ】ダイドーグループ 日本の祭り「ふざけて笑って 感謝よ届け!~讃岐・ひょうげ祭り~」について。
▽祭りの良さが伝わってくる番組であった。池の恵みに感謝する気持ち、藩主へのささやかな抵抗、それによる「ひょうげ」との向き合いが程よく表現されている。ただし「ひょうげる」を「ふざける」と直訳し、タイトルにしてしまったのは残念。もっと工夫してほしかった。
▽神輿が億を超えるような時代に、この祭りからは、手作り感、地域の一体感を感じ取ることができた。日本人の持つ「豊かな水と米の大切さ」が伝わってきた。
▽カメラワークとナレーションがとてもマッチしていた。登場人物も地域の親子から初参加のアメリカ人までと魅力的であった。
▽祭りの番組は審議対象としていくつか観てきたが、その中では一番感動した。番組を通して心が温まるのを感じた。

【ラジオ】「わっしょい和んさか 吉備高原フェスタ RSKラジオまつりだよ!全員集合!」について。
▽ラジオまつりの楽しい雰囲気が伝わる内容であった。コオロギ食をレポートしていたが、これからの食糧難の救世主となり得るのではないか、と考えさせられた。
▽町長が出演して、吉備中央町が国家戦略特別区域、デジタル田園健康特区(仮称)に指定されたとコメントしていたが、そのあたりをもっと掘り下げてみても良かったのではないか。
▽メインMCのアナウンサーはとても腕を上げている。インタビューや受け答えも、音のみで伝えるラジオの特性を充分に活かせていた。
▽特産品の紹介が多く、楽しい雰囲気と商品紹介に終始してしてると感じた。

などの意見があった。