紙上参加を含む8人の委員が出席。TBSを中心とするネット番組(ドラマ・バラエティその他)について番組批評が行われた。
▽ドラマ「オールドルーキー」について。一線で活躍するスポーツ選手の葛藤と、その裏側のスポーツマネージメントを支える人達等、普段あまり目にしないものが上手く描かれ、感情移入できた。綾野剛さん演じる元サッカー選手が、自らのキャリアと家族の幸せに挟まれて悩む姿に共感した。
▽ドラマ「ユニコーンに乗って」について。若きCEOを演じる永野芽郁さんが可愛いだけでなく、日本ではまだ馴染みが薄いM&Aが描かれており、今後の社会への刺激になるドラマであった。
▽ドラマ「石子と羽男」について。身近な問題が取り上げられており、興味を持って観ることができた。この番組の視聴後にはなぜか優しい気持ちになれると感じた。
▽「ZOO-1グランプリ」について。サンドイッチマンの進行がとても上手く引き込まれる。鳥羽水族館の飼育員の愛情に満ちている感じが伝わってきた。「林先生が驚く初耳学」について。この番組の核は林修先生のインタビューである。ゲストの個性、本音、生き方を非常に上手に引き出せている。
▽「バナナマンのせっかくグルメ」について。バナナマン日村さんの好感度が番組の質を上げている。まさに日曜日のあの時間に観るべき番組に仕上がっている。地元倉敷が紹介されていたが、グルメだけでなく、街の雰囲気、景色が良く伝わっていた。
▽「世界ふしぎ発見!」について。北極点を目指す旅の紹介であったが、さすがTBS、さすが長寿番組と思わせる内容であった。引き込まれる映像にクイズ。本当に行った気になれる番組であった。
などの意見があった。