番組審議会

<第636回審議会概要>
■開催日時 平成27年2月4日(水)
■場所 山陽放送本社会議室
■議事の概要 2月4日(水)開かれ、紙上参加を含めて8人の委員が出席。
山陽放送の自社制作番組について番組批評が行われた。
テレビは「岡山・香川この1年 ~ 変わるエリア、そして・・・ ~」
(12月31日放送)
▽毎年恒例の一年を振り返るいい内容であり、記録に残る番組として継続していくことが重要である。
▽イオンモール岡山の開業や選挙報道、自然災害、女子児童誘拐事件など、多面的な内容が限られた時間のなかでうまく構成されていた。
▽事件や事故、自然災害などの心痛を覚える項目のなかに美しい自然の心和む映像を織り込むなどの工夫が見られた。
▽ニュース項目を時系列に羅列するのでなく、地域への影響やその後の経過を追ったしっかりとした番組であった。
▽内容が盛りだくさんであり編集の苦労がうかがえるが、欲を言えば地域への問題提起などもあればよかった。
▽アナウンサー3人のナレーションが安定しており、番組を引き立てていた。
ラジオは「中四国ライブネット 岡山発」~郷土の生んだ天才画家・竹久夢二生誕130年~(12月27日放送)
▽音声でいかに夢二芸術を表現するかという、質の高い番組だった。
▽一人の人物に的を絞って2時間の生放送をつくるという力作である。
▽美人画だけでなく、童話集や「宵待草」などの音声を上手に取り込んだラジオで聴かせる芸術番組として優れていた。
▽滝沢、中村アナウンサーのうまさに加え、ゲストの夢二への思いにも共感され、『夢二の世界』に引き込まれるようだった。
▽全国にもっと発信してもらいたいと同時に、日本文化に関心の高まる外国人から見た目も聞いてみたかった。

などの意見があった。