番組審議会

<第524回審議会概要>
■開催日時 平成16年3月10日(水)
■場所 山陽放送本社第一会議室
■出席委員 高山 雅之(委員長)、岩佐 武彦、岡 将男、岡 靖彦、加計 美也子 金森 満廣、田口 克之、中力 昭、中澤 正良
■社 側 大倉社長、原報道局長、山田編成制作局長 ほか
■議事の概要 会議では、まず、民放連「放送基準」改訂に伴う、当社「番組基準」の改訂について諮問通り答申された。
番組批評は、テレビでは自社制作番組「輝け吉備 よみがえる鬼ノ城」(2月22日放送)が取り上げられた。
鬼ノ城発掘調査のきっかけを作ったのは山陽放送であり、その重みを十分反映させた番組作りになっている。コンピューター・グラフィックを使い、当時の状況を再現しているので理解しやすかった。海外への取材もあって、深みがあった。CDやDVD化を考えて欲しいなどの意見が出された。
ラジオ番組も自社制作の「谷五郎の旅はつづくよ~春の後楽園祭」(3月6日放送)が取り上げられた。谷五郎、西田多江のコンビの軽妙なやりとりが好評だった。ツルが何故逃げ出さないのかなどの裏話もあって、聴取者の関心に応えた番組なっていた反面、「香道」の話しでは、もっと分かりやすく伝えて欲しかった。せっかくなら、内田百閒の逸話も紹介して欲しかったなどの意見もあった。
また、退任する加計美也子委員があいさつをし、大倉社長は加計委員を慰労すると共に、この一年間の審議会の真摯な議論に謝意を表した。