番組審議会

<第521回審議会概要>
■開催日時 平成15年12月10日(水) 午後4時00分~
■場所 山陽放送本社第一会議室
■出席委員 高山 雅之(委員長)、片山 浩子(副委員長)、岩佐 武彦、岡 将男、岡 靖彦、 加計 美也子、金森 満廣、田口 克之、中澤 正良
■社 側 大倉社長、原報道局長、山田編成制作局長 ほか
■議事の概要 会議ではまず、11月に高知市で開かれた「近畿中四国地区ブロック番審会議」の報告が高山委員長よりされた。
日本テレビによる視聴率操作問題に関して、放送業界として襟を正していかなければならないことが強調された。
また、番組については各社より「世界陸上」に関して、高視聴率をマークしたことを評価する一方で、司会にタレントを使うことの是非が述べられた。
つづいて当社の番組批評に移り、テレビでは初めて生中継を行なった「山陽女子ロードレース」が取り上げられた。
「全国規模の大会の中継と比べて遜色が無い」と概ね好評だったが、途中頻繁に画面が静止画になったこと、タイム表示が途中から消えてしまったこと、野口選手(ハーフマラソン)のスパートの瞬間が放送されなかったことなど、今後の課題が指摘された。
また、コースの案内図がなかったので、特に県外の視聴者には今どこを走っているのかがよくわからないという意見もあった。
一方ラジオでは、山陽放送創立50周年記念番組「50時間ラジオ~笑顔きこえる夢ラジオ 1494!」が取り上げられた。
・ラジオの特性を生かした構成で、番組の裏話など様々なものを聞くことができた。
・酪農家の情景描写などは秀逸で、ラジオならではの聞き応えあるものだった。
・通信販売会社社長のトークにはあらためて彼の持つパワーの源を感じた。
・それぞれの年代のリスナーが、自分の時代を振り返ることのできる番組だった。
などの意見が交わされた。