番組審議会

<第516回審議会概要>
■開催日時 平成15年6月11日(水)
■場所 山陽放送本社第一会議室
■出席委員 高山 雅之(委員長)、片山 浩子(副委員長)、岩佐 武彦、岡 将男、 岡 靖彦、金森 満廣、田口 克之、中力 昭、中澤 正良
■社 側 大倉社長、友田常務、糸島常務 ほか
■議事の概要 「山陽放送番組基準」の一部が改正されたことが報告された。
これは個人情報保護に対する社会的な意識の高まりを踏まえて、日本民間放送連盟が放送における個人情報の取り扱いに一層配慮するよう「放送基準」を改正したのを受けて改正されたものである。
第3条が従来「プライバシーを侵すような取り扱いはしない」だったのを、「個人の情報の取り扱いには十分注意し、プライバシーを侵すような取り扱いはしない。」へと変更された。
番組批評では、テレビは「はぴデリ」(6月1日午後0時54分放送)、ラジオは「おかやま音風景」(5月24日午前8時20分放送)が取り上げられた。
「はぴデリ」については、
△ 日曜昼下がりに放送されて、肩の凝らない番組になっている。
△ たくさんの情報が盛り込まれており、スタジオの雰囲気も明るくて楽しい番組だ。
△ 一つひとつの話題に、ちゃんとオチがついているのがいい。
△ 視聴者からの情報提供に基づいており、これから情報が少なくなっていくのではないか心配だ。
などの意見が出た。
一方、蒜山高原のジャージー牛の放牧風景を音で構成したラジオ番組「おかやま音風景」については、
△ 「今」でないと採れない音を次代に残しておくことは大切だ。
△ 音や声だけで構成されているが、聞いていてそのバックに広がる風景が浮かんでくる。
△ この音は残しておかなければならないという、制作者の意気込みが感じられる。
といった評価がなされた。