番組審議会

<第517回審議会概要>
■開催日時 平成15年7月9日(水) 午後2時00分~
■場所 山陽放送本社第一会議室
■出席委員 高山 雅之(委員長)、片山 浩子(副委員長)、岩佐 武彦、岡 将男、 加計 美也子、金森 満廣、田口 克之、中力 昭、中澤 正良
■社 側 大倉社長、原報道局長、山田編成制作局長 ほか
■議事の概要 「放送倫理向上機構-BPO」の発足が報告された。
これは、正確な放送と放送倫理向上のため、従来あった「放送番組向上協議会」と「放送と人権等権利に関する委員会」を統合したもので、従来バラバラだった視聴者の受付窓口が一本化され、事務局機能が強化されている。
番組批評では、テレビは「天下堂々!さぬきうどんの野望」(6月15日午後2時放送)、ラジオは「バトルトークラジオ・アクセス」(6月24日午後10時放送)が取り上げられた。
「天下堂々!さぬきうどんの野望」については、楽しい、面白いなどの意見のほか、様々な番組で取り上げるなど、昨今の「さぬきうどんブーム」の起爆剤となった当社の役割を評価する声があった。
一方、ラジオ番組「バトルトークラジオ・アクセス」については、批評の対象なった放送のテーマがPTAであったため、委員の間から
△ 特殊な例、一部地域の事情だけを取り上げて一般化するのは間違いだ。
△ 「PTA廃止」という前提に立って、番組作りがされているのではないか。
△ 電話、インターネットと言う制約はあるが、意見の集約はできている。
など、様々な意見が出された。
これに対して大倉社長が、「バランス感覚や、表現の節度など、番組作りの上で我々が肝に銘じておかなければならない意見が多く述べられた。」と、応えた。