番組審議会

<第506回審議会概要>
■開催日時 平成14年7月10日(水)午後2時00分~
■場所 山陽放送本社第一会議室
■出席委員 片山浩子(副委員長)、有吉捷郎、岩佐武彦、岡 将男、岡 靖彦、 金森満廣、中澤正良、中谷和子
■社 側 大倉社長、友田常務、糸島常務、井上ラジオ局長、原報道制作局長、野崎業務局長(番組審議会事務局長)、秋政編成部長ほか
■議事の概要 今審議会では、社側の新メンバーが紹介されたあと番組批評が行われた。
テレビは、全国ネットで放送された『絶品!最強のパスタ!?さぬきうどん~和・洋・中料理の達人が究極のメニューに挑む~』、さぬきうどんの名声を全国に高めてくれた好番組と香川側の委員から感謝された。
全体的には、3本のストーリーが交差していてやや煩雑という声も聞かれた。
そのほか主な意見は次の通り。
△ 展開された3つのストーリーに細切れ感があり、期待していたさぬきうどんの知られざる世界にまで踏み込めてなかったが、明るくて楽しい番組だった。
△ さぬきうどんが生活の中に定着している様子がもう少し描かれてもよい。
△ 水の温度とか塩とか素材にこだわってつくる職人の様子はよくでており、わかりやすい説明だった。
△ 88ケ所めぐりが、うどん屋さんの主人の腰痛で達成が危ぶまれたが、演出によってはドラマチックな仕上がりが可能であったのではないか。
△ サブタイトルに引っ張られてみると肩透かしを食った感が否めない。3本の柱にそうようなタイトルをつける必要がある。
△ どこに行けばおいしいうどんが食べられるとか、麺に関するうんちくが詰まった番組で、これを見ればうどん博士になれるような番組だった。
次にラジオ番組『ラブ・アンダンテ』は、日曜の朝にふさわしい好番組。
名曲が超一流の奏者によって演奏され、しかも手ごろな解説付きできかれるまことに贅沢な番組だと大変評価が高かった。
時代の流れはアップテンポだが、こういう音楽を聴くと人間本来のリズムに戻れる。
あと5分くらい長くてもいいというのが大方の意見だった。