番組審議会

<第505回審議会概要>
■開催日時 平成14年6月12日(水)午後2時00分~
■場所 山陽放送本社第一会議室
■出席委員 高山雅之(委員長)、有吉捷郎、岡 靖彦、中力 昭、中谷和子、 岩佐武彦(紙上参加)、中澤正良(紙上参加)
■社 側 石井社長、大倉副社長、谷本報道制作局長、井上ラジオ局長、野崎業務局長(番組審議会事務局長)、秋政編成部長ほか
■議事の概要 5人の委員が出席、二人は紙上参加でテレビ、ラジオ自社制作番組ついて意見を述べた。
主な意見は次のとおり。
■番組批評 (イ)テレビ自社制作
 「快適!晴れの国~初夏に自然を楽しむ~」について
(ロ)ラジオ自社制作
 「VOICEラジオ版 浜ちゃん石っさん 得々耳典」について
■主な意見 テレビ番組
△ 県北の美しい自然が多かったが、場面場面が細切れのため深みが感じられなかった。
△ 自然と行事がまざっており、時間が短いだけに盛りだくさんの窮屈な感じだった。
△ 自然にしぼっても良かったのではないか。森林公園の植物だけでも春は堪能できる。
△ メディアの力は大きく、放送したら訪れるひとが増える。天然記念物の保護のむつかしさ、また鑑賞するときのマナーにも触れて欲しかった。
△ 県の広報番組ということで、あれもこれも紹介したいというところが見られた。
△ 手話が入っていたが、撮影するときはそれを頭において画面づくりをして欲しい。
ラジオ番組
△ 人情味あふれる八十八ヶ所めぐりの風景が目に浮かぶようで、おもしろくまとまっていた。
△ 遊び感覚で回るのもいいが、最初に苦労して後は楽にすべきなど、一つの生き方を示唆するような話もあり、格調高い番組だった。
△ 14年かけて作った取材ノートから話題を引っ張り出すなど導入部としてもユニークで、歴史を感じさせる内容だった。
△ 豆腐の話、中村監督の優勝祈願の話などほほえましいし、主人に先立たれた夫人が、全部を回り終えてほろりとした話など話題が豊富で楽しめた。