千神 彩花

報道制作局 アナウンス部

2017年入社

[取材日:2023年11月]

現在の部署での仕事

ラジオでは、「天神ワイド 朝」の火曜日と昼ワイド「あもーれ!マッタリーノ」の木曜日。
テレビでは、「RSKイブニングニュース」の金曜日・土曜日を担当しています。
この他にも、定時ニュース、CM録音、スポーツ中継、イベント・式典の司会など仕事内容は、多岐にわたります。

「やっててよかった」と思った仕事

取材先や内容はディレクターと相談して決めますが、自分の気になる人や物など、自ら取材交渉をし、取材することが多々あります。
ネタ探しや編集に苦労しますが、実際にお店などに足を運んで下さった視聴者や聴取者のみなさんの感想を聞くと、放送して良かったなと思い、やりがいを感じます。
また、取材先や町中で、「テレビ見てるよ!」「いつもラジオ聞いてるよ!」と声をかけて貰います。

中には、「病気で気持ちが下がっている中、あなたのラジオを聴いていたら、リハビリの治療を頑張ろうと前向きになれた」という言葉を聞いた時には、逆に私の方が元気を頂き、話術をさらに磨かなければと思いました。
特に、ラジオは喋り手と聴取者(リスナー)の距離が近いです。
テーマに沿ったメールを貰い紹介をしますが、季節の便りや、身近な発見を教えて貰うこともあります。
一方通行ではない、双方のやりとり。リスナーと一緒になって番組を作るのがラジオの醍醐味です。
また、全国各地の気になる人に電話出演をして貰い、熱意があれば取材やお話ができるというのも良さだと感じています。

失敗の経験と対処法

私は、大なり小なり沢山の「しまった!やらかした」をしてきました…(苦笑い) その中の極々一部を紹介します。
入社1年目の生放送でのことです。
生放送中、CMにいくコメントを私が読まずに忘れたことがあり、すぐさま隣にいた先輩アナウンサーがフォローしてくれました。

生放送終了後、謝りに行った際、先輩は「なぜ、MCが二人いるか分かりますか?理由はいろいろありますが、一つは相方が何かミスをしたらフォローするためです」と言われました。
その言葉を聞いた時に、自分のことでいっぱいにならずに、冷静に周りのことを見られるように心がけています。

オフの過ごし方

自宅でテレビドラマや映画をみて、ゆっくり過ごすこともあれば、友人に会いに東京や大阪に行ったり、買い物、美術鑑賞することもあります。
なるべく休みの日でも、外に出かけるようにして、色んな物事にアンテナを張るように心がけています。
また、身体を動かすことも好きなので、会社の仲間とランニングすることもあります!

就活生にひとこと!

自分とじっくり向き合い、考える時間というのは、社会に出るとなかなかないと思います。
「何に興味を持ち、どんな仕事をしたいのか」自分に問いかけてみて下さい。
就職活動で沢山の企業や職種を調べていく中で、選択肢の一つに放送局、もっと言えば「アナウンサー」があればより嬉しいです。
皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!