これまでの常識をひっくり返す？グルテンフリー＆動物性の食材を使わない新しい讃岐うどん（香川）

野菜がたっぷりのった美味しそうな冷やしうどん！
 

では早速いただきます。

うん。もちもちの食感が最高です。美味しい！

こちらが小麦粉を一切使っていない”グルテンフリー”のうどんなんです。

やってきたのは、香川県高松市牟礼町、海を望む位置にあります『by age 18』です。




店長の西森さんです。よろしくお願いします。

本当に、もちもち食感がものすごく美味しいうどんですけれど、小麦粉は一切使ってないんですよね？
 

（店長 西森友紀さん）はい、使ってないです。米粉をメインに使って作っています。
 

米粉！？

だからこそのこのモチモチとした食感が特徴的ですけれども、米粉でうどんって...？
 

（店長 西森友紀さん）最初できなくて試行錯誤をしてようやく完成しました。とても最初は難しくって、うどんとか、麺にすらならない状態から始まりました。
 

うどんにする秘訣は、どんなとこなんですか？
 

（店長 西森友紀さん）いや〜、情熱ですかね！

試行錯誤の末の...（笑）

そして、麺だけでなく、出汁にもこだわりが！

（店長 西森友紀さん）これ実はトマトの水分だけで作っている出汁なんです。

すごくトマトのいい香りもしますし味わい深いんですけど、トマト以外使ってない？
 

（店長 西森友紀さん）そうです。トマトの水分だけで作っています。
 

今回、ランチメニューをいただいています。
 

ランチのメニューは、ものすごくおしゃれで、彩り豊かで品数も多い前菜、そして、うどんがついてくる。

（店長 西森友紀さん）そうですね。うどんが6種類から選んでいただけて、今日は試食用に2種類用意しています。




ありがとうございます。トマトを使った冷やしうどんと、あとカレーうどんなんですけど、このカレーうどんは初めて見たなっていう、ちょっと面白い見た目のカレーうどんなんです。
 

カレーのライスに見立てたうどんの麺ということですよね。
 

（店長 西森友紀さん）そうです。うどんを米粉から作っているので、カレー”ライス”だろう（笑）ということで...。
 

ご飯ですもんね。それをうどんにしちゃうと、米粉のうどんをカレーうどんにすると、この形が正しいんでしょうね（笑）。
 

（店長 西森友紀さん）そうかもしれないですね（笑）。



カレーライスと同じく、しっかりとカレーを絡めていただきます！
 

うん。これまたうまい！

米粉のうどんの食感の後に、ピリッとスパイシーな香りと、あとは深い濃くがやってきます。美味しいです。

（店長 西森友紀さん）カレーも小麦粉を普通は使うんですけど、使わずにカレーのソースとして仕上げて、しかもお肉とかお魚とか動物性の食品は一切使用せず、全て植物性だけで作っているカレーソースになってます。
 

野菜だけでこれだけ深い味わいが出るんですね。
 

こだわりのうどんは、どの席からでも瀬戸内海を望める開放的な店内で味わえます。

『by age 18』という店名は、常識は18歳までに積み重なった先入観の堆積物であるというアインシュタインの言葉のひと節からとったもの。

それをひっくり返したお店のロゴには、とある思いが...。

（店長 西森友紀さん）讃岐うどんといえば小麦粉・いりこ出汁を使うのが普通なんですけれども、世界中にはヴィーガンの方だったり、小麦粉が食べられない方だったり、アレルギーだったり、宗教の理由で讃岐うどんを召し上がれない方が実は世界の人口の3分の1ぐらいはいらっしゃるそうで、そんな方々にも讃岐うどんを楽しんでいただきたいっていう思いから、その常識（小麦粉・動物性を使用）を覆す、「覆してやろうっ！」ていうような、そんな思いもあって、新しい讃岐うどんとして提案できたらなという思いがあります。
 

だから店名のロゴはひっくり返ってる！？

（店長 西森友紀さん）そうです。ひっくり返ってます。

常識をひっくり返す、覆す、そういう意味が込められているんですね。

確かに今まで私が食べた讃岐うどんの常識はガラッと覆されましたね。
 

これまでにない新しいスタイルの讃岐うどん、そのもちもちの食感と、こだわりの詰まった味を堪能しました。