柵原鉱山の歴史・文化を楽しく学べる施設・柵原鉱山資料館|12町村スタンプラリー
『おかやま12町村スタンプラリー』
岡山県の12の町村にあるチェックポイントを巡るスタンプラリーで、スマホがあれば誰でも参加可能です。
チェックポイントに国司アナウンサーがお邪魔しました!
吉ヶ原(きちがはら)という駅の名前がドーンと浮かび上がっておりますけども、やってきたのはこちら。
美咲町の旧の片上鉄道の駅の吉ヶ原。
この旧片上鉄道は、備前市の片上駅から柵原町(現・美咲町)の柵原駅まで約34キロにわたって、昔、鉱石を運ぶために作られた鉄道があったんですよ。
それを皆さんに知ってもらおうということで、このように線路も一部ですけど残されていて、向こうには見てください、車両も展示されています。
反対側に行っても車両が展示されていて、利用した方には懐かしいなあっていう、そんな風情を今も残しております。
この吉ヶ原駅のすぐそばにチェックポイントがあります。
こちら、昔の鉱山でどんなことしていたのかっていうのを学ぶことができます。
『柵原鉱山資料館』
こちらがチェックポイントです。
「12町村スタンプラリー」この旗を見つけていただいてで、ここでRSKアプリの12町村スタンプラリーを開いて、美咲町の柵原鉱山資料館を選んでスタンプを押します。
はい、取得した。
柵原鉱山資料館は昭和30年頃に最も栄え、硫化鉄鉱山として東洋一の規模だった柵原鉱山の歴史・文化を楽しく学べる施設なんです。
こちら(ガイド)畝本さんです。よろしくお願いします。
いきなり入ってすぐのところ、これはまた見事ですね。
(ガイド・畝本一さん)はい、これはなんだと思います?
(ガイド・畝本一さん)この鉱山で採れていた硫化鉄鋼です。その原石です。
これでも、ものすごく大きい石なんですけど、どのぐらいあるんですか?
(ガイド・畝本一さん)これ600kgあります。
ここで採れたんですか?
(ガイド・畝本一さん)そうです。ここの地下から掘り上げたものです。
何するんですか、これ?
(ガイド・畝本一さん)これから精製して硫安っていう肥料を作ります。戦後の食糧増産のときに大変役立った肥料です。稲作には欠かせない肥料です。
そんな硫化鉄鋼が採掘されていた鉱山の内部も館内で再現されているんです。
(ガイド・畝本一さん)これが坑道の中の模型なんです。
(ガイド・畝本一さん)これ中央堅坑と言ってですね、600メートル下から鉱石を巻き上げていたんです。
これ全部、こういう細いのは坑道!?こんなに!
(ガイド・畝本一さん)はい、15メートルおきに横穴が空いています。作業する方は900数十メートルまで入っています。試験掘りがありますので1000メートルまで。
ちゃんとこれ人がおるわ!小さいけど人がおる。
作業してるのがわかる。
これは本当にアリの巣みたいですね。
他にも鉱山が最盛期だった昭和30年代の町並みの様子が再現されています。
鉱山の歴史を学びながら、レトロな昭和の雰囲気を味わえる柵原鉱山資料館、足を運んでみてください。
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『柵原鉱山資料館』
場 所 :岡山県美咲町吉ヶ原394-2
営業時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
お問い合わせ:0868-62-7155
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