煮ても炒めても美味しい!私達にとって身近な食材。
それは〜!?そう、こんにゃく〜!
実はですね、5月29日は語呂合わせで「こんにゃくの日」なんです。
こんにゃくがどのように作られているか、皆さんご存知ですか?
っということで今回は、岡山県和気町にあります佐伯蒟蒻にやってきました!
っということで今回は、岡山県和気町にあります佐伯蒟蒻にやってきました!
1720年に創業、江戸時代からの伝統を受け継ぎ、こんにゃくを製造している佐伯蒟蒻です。
工場の中には、江戸時代から続く「折れ松葉」の紋章が描かれた提灯が下がっていました。
歴史ある老舗のこんにゃく製造会社なんです。
佐藤さん、持たれているこれなんですか?
(佐伯蒟蒻 8代目 佐藤樹美雄さん)これがですね、こんにゃく芋なんです。
へえ〜、はじめて見た!結構大きいですね。
(8代目 佐藤樹美雄さん)そうですね、大きさはいろいろ大小があるんですけど、県内の方で今、農家さん15名ほどで栽培をしていただいています。
岡山県内で栽培されてる芋なんですか。
津山市や美作市などで作られたこんにゃく芋を冷凍保存し、年中美味しいこんにゃくを提供できるようにしているといいます。
岡山県産のこんにゃく芋のみを使った生芋こんにゃくは全部で8種類!
味の染み込みと歯切れが抜群だそうです。
特別に製造風景を見せていただけるということでやってきたんですが、この今私の目の前に広がってるものが、こんにゃくになる前の...!?
(8代目 佐藤樹美雄さん)そうですね。水でこんにゃく粉を溶いて、海藻粉を入れて糊状にしたものですね。
これは海藻の色ということなんですね。
(8代目 佐藤樹美雄さん)そうですね、海藻粉でこういった色に黒っぽい色になってますね。
取材の日は、国産のこんにゃく粉を使い、定番の四角い「角こんにゃく」を製造する日。
糊状になったこんにゃく粉を大型の練り機で空気を含ませるように練っていきます。
これが美味しいこんにゃくを作る秘訣だそうです。
(8代目 佐藤樹美雄さん)これがこんにゃく粉の糊なんですけど、ちょっと触ってみてください。すごい粘度がありますので。
へえ〜、面白い!
ちょっと、こんにゃくのぷるぷる感はあるけど、まだちょっと、ねと〜っとした感じがあるんですね。
(8代目 佐藤樹美雄さん)これがまだ凝固剤の水酸化カルシウムが入ってない状態、このままだともう、いつまでたっても固まらないんです。
こちらがこんにゃく用の凝固剤である水酸化カルシウム。この凝固剤を加えてさらに練っていきます。
練られたものを機械で袋の中に入れて、ベルトコンベアで運び、最後に熱を加えて殺菌したら、角こんにゃくの完成です。