ビニールハウスの中に広がる遮光シート、これをめくると!
いや〜綺麗ですね。
鮮やかな黄色!朝日を浴びて輝いてますよ。
そして、何と言ってもニラのいい香りがしてます。
今日は、黄ニラの一大産地、岡山市北区の玉柏・牟佐地区にやってきています。
黄ニラ部会の部会長・伏見さんにお話を伺います。よろしくお願いします。
(部会長 伏見正彦さん)よろしくお願いします。
黄ニラ、こうやって光を当てずに遮光シートかけて育てられてるんですね。
本当に鮮やかな黄色ですよね。
この鮮やかな黄色を出す秘訣ってなんですか?
この鮮やかな黄色を出す秘訣ってなんですか?
(部会長 伏見正彦さん)それはやっぱり青ニラの方をしっかりと1年、2年ほどかけて、しっかりと作り込んで、いい球根を作って生産するということです。
黄ニラは、時間と手間をしっかりかけないと育たない野菜。
まずは青ニラを1年半から2年ほどかけて露地栽培します。
冬の厳しい寒さなどを乗り越え、球根が大きく太ったら葉を刈り取り、遮光シートをかけることで立派なニラが育つんです。
今がですね、黄ニラの旬と聞いてやってきたんですけれども、一年中スーパーに並んでるイメージありますけど、この時期がいいんですか?
(部会長 伏見正彦さん)今一番、これから春に向けて、いっぱい栄養のある球根から芽が吹いて、太くて甘くて美味しい黄ニラが育ってます。
中でも玉柏・牟佐地区は、適度に砂が混じった水はけの良い土壌が特徴で、これが黄ニラ栽培に適しているんだとか。
いろんな料理でいただける黄ニラですが。
(部会長 伏見正彦さん)ポキッと折って食べれますよ。えっ、生で食べていいんですか?
黄ニラ、結構いろんな料理で食べましたけど生は初めてです。では、いただきます。
ということで、つみたてを食べようとすると...。
ほら、もう切り口から水が溢れ出てきます。
すご〜い、みずみずしい。この新鮮な黄ニラ、あらためていただきます。
美味しい、甘い、うん。
シャキシャキっとした食感の後に、フワッと口の中に甘みと、しっかりとニラのいい香りが広がりますね。