香川で食べられる雑煮・白みそあんもち雑煮とうどんが一緒に楽しめる料理とは!?

ライブ5時 いまドキッ!
(中屋藍アナウンサー)
皆さん、お正月はいかがでしたか?お雑煮食べられましたか?
今回は香川県観音寺市にやってきました。香川で食べられるお雑煮といえば白味噌あん餅雑煮。
そして香川で忘れてはいけないのが、やはりうどん。

あん餅雑煮と讃岐うどん
 
ということで今回はこの二つが一緒に楽しめる料理があるということで、本場かなくま餅福田に行ってきます。

本場かなくま餅福田
 
午前10時からうどんの提供をしているかなくま餅福田。朝からお客さんが絶えない人気店です。

かなくま餅福田内観
 
だしのいい香りがしてきます。
今日は「白みそアン雑煮うどん」を食べられると聞いてやってきました。でもこのお店は「かなくま餅」っていう名前がついていますよね?
でもうどん屋さんなんですか?

店主の福田宏明さん

(店主 福田宏明さん)
そうなんです。元々お餅屋で創業しまして、かなくまっていうのはこの辺の古い地名なんですけど、途中からうどんをするようになって、今では二刀流でやらせてもらってます。

お餅とうどんの2刀流。この白みそアン雑煮うどんのお餅も美味しいでしょうね。

(店主 福田宏明さん)
はい、自家製のつきたての餅です。
 
いやあ楽しみです。では早速、白みそアン雑煮うどんをお願いします。
 
朝6時から、つきたてのお餅やおはぎ、赤飯におこわなどを販売している、かなくま餅福田。

餅の販売

江戸時代、庶民が年に一度の正月くらい贅沢がしたいということで始まったと言われているあん餅雑煮。

あん餅雑煮の由来
 
これと合わせるうどんももちろん店主自ら打っています。

かなくま餅福田のうどんの特徴って何ですか?

(店主 福田宏明さん)
そうですね。小麦粉の風味が強くてしっかりしたタイプのうどんです。

雑煮用うどん
 
いやー綺麗で純白なうどんです。

雑煮うどん用のお餅は店で販売しているお餅よりも少し小ぶり。

雑煮うどん用の餅

注文が入ると、丁寧に焼いていきます。 

焼きもち
 
茹で上がったうどんに焼きたてのあん餅をのせ、いりこの効いた白味噌仕立ての出汁をかけると… 
だしを注ぐ
 
だしのいい香りと焼きもちの香ばしい香りが漂ってきますね。

白味噌アン雑煮うどん

これってお餅から食べるんですか、うどんから食べるんですか?

(店主 福田宏明さん)
とりあえずあん餅をがぶっと噛むと甘いのがくるので、その後にお出汁を吸ってみてください。

食べ方を教わる

わかりました。重量がありますね。

餅からのぞく餡
 
モッチモチであんこがいい甘さです。
お餅のモチモチ感、そしてあんこの甘さとお出汁のコクがある。これは甘じょっぱいの頂点じゃないでしょうか。

甘じょっぱいの頂点
 
餅もモチモチなんですけど、このうどんの麺もモチモチですね。

(店主 福田宏明さん)
そうですね、温かいおうどんでもしっかりとコシが出るようなうどんを目指しています。

うどんもモチモチ
 
私のイメージでは白味噌ってもう少し甘くて、この甘さとしょっぱさのギャップがないのかなと思ってたんですけどしっかりとあります。
そのギャップがクセになりますね。虜になります。

(店主 福田宏明さん)
やっぱりうどんなのでうどんも食べやすいような、白味噌のお出汁に仕上げております。

白味噌に合ううどん

お餅屋さんとうどん屋さん、両方のいいとこどりですね。
 
香川のお正月に食べるものといえば白味噌あん雑煮ですけれども、これからまだまだ伝統文化としてずっと続いていってほしいですよね。

(店主 福田宏明さん)
そうですね、白味噌あん雑煮っていうのは他県でも珍しいので、ぜひ全国の方に知っていただいて、讃岐うどんと合わさったこのうどんをまた食べに来ていただきたいですね。

全国の皆様へ

ちなみにこの白みそアン雑煮うどんは期間限定で、3月までですけど、普段の通年でこのあん餅が入ったうどんが楽しめるんですか?

(店主 福田宏明さん)
普通のかけうどんの出汁で一年中お出しすることができます。

アン雑煮うどんも年中提供

ではいつでもお餅とうどんのコラボレーションが楽しめるんですね。でも今はやっぱり白味噌アン雑煮うどんですよね。

(店主 福田宏明さん)
そうですね。もう寒い時期は白味噌アン雑煮うどんがおすすめです。
 
最近は年明けうどんも流行ってますので、一緒に合わせて楽しめるというのはいいですよね。

お店情報