淵本 文枝

特別史跡・旧閑谷学校

2019年4月19日

閑谷学校に隣接する青少年教育センターは新入生研修のピークを迎えています。
今日だけでも6つの中学校・高校388人が入校していました。
その中で昨日から1泊2日で研修していた岡山県立和気閑谷高校1年生に密着。
なんと和気閑谷高校の前身が旧閑谷学校で来年創立350年となります。
講堂では孔子の論語を学び、ワークショップでチームワークを固め、校歌だって今回熱唱大会と称して覚えたそうです。
入学してまだ10日しかたっていないけれど、この研修で友達もいっぱいできました、と生徒も語ってくれました。
これからの高校生活、頑張って!

 

午後は備前市吉永町の八塔寺ふるさと村にいきました。
ここは映画黒い雨やドラマの八墓村、火垂るの墓のロケ地になった日本の原風景が残るとても素敵なところです。
西の高野山とも言われるほどかつては仏教の盛んな村で72もの寺院や僧坊がありました。
今は2つのお寺、10戸数の民家のみとなったけれど、茅葺屋根の古い民家を保存したり、庄屋を移築して国際交流ビィラにして日本のふるさとを多くの人に体感してもらっています。



21(日)は八塔寺ふるさと村・春まつりが開催されます。
八塔寺山登山や蕎麦早食い競争、餅つき大会など14時までにぎやかに開催されます。
過疎化が進んでいるというものの、ここは昔と風景が全く変わらないのだそうです。
いまは桜吹雪。
鶯の鳴き声もとても気持ちのいい新緑の季節です。
ここは変わって欲しくない、後世に残したい所です。