淵本 文枝

アーチファーム農園へ

2024年05月10日

今日のラジまるは、岡山市北区牟佐のアーチファーム農園へ。

 

ちょうど今、岡パク・岡山マイルドパクチーの花が満開となっています!

 

アーティファームの植田輝義さんにお話を伺いました。


今日も全身黄色の黄ニラ大使!

 

パクチーは1センチくらいの白い可愛い花をつけます。中心が少しピンクがかっていて優しい印象の花です。背丈は2メートルくらいに伸びていて、その先にたくさんの花をつけています。

 

毎年この時期にパクチーの花が咲きますが、この花から岡パクの種を自家採取するという大切な役目もあります。

ここから種をとってまた植えることで、毎年安定した品質のパクチーが栽培できるのだそうです。

 

そしてもう一つ大切な役目が。このパクチーの花畑に、たくさんのミツバチが蜜を吸いににやってきます。その数14万匹!とても良質な蜂蜜を集めることができるのだそうです。

 

パクチーの蜂蜜って珍しいですよね?

 

少し味見させていただきました。

ほんのりパクチーの香り?いえいえ、パクチーの香りは全くありません。とても優しい上品な甘み。さらりとしていておいしーい!

 

 

ここで採れたパクチーの蜂蜜は、地元廣榮堂のどら焼きの甘味料として使われているそうです。そしてこのはちみつをぜひ売って欲しいという声もあって、今年の夏以降に廣榮堂で販売を始めるそうですよ。

 

パクチー生産から24年の植田さん。

 

すっかり岡パクも認知され、パクチーの新たなファンも増え、その可能性もどんどん大きくなっていっています。

 

これからも自然の恵みに感謝して、おいしい新鮮な食材を提供していきたいと語ってくださいました。

 

このパクチーの花は今月20日くらいまできれいに見られるそうですよ。

渡壁 恵子

春の岡山ばら展へ

2024年05月09日

今日は岡山市北区大供の岡山市役所1階市民ホールへ。



今日、明日と「春の岡山ばら展」が開催中です。岡山ばら会会長の露無さんにお話を伺いました。

 

切り花、アレンジメントフラワー、プリザーブドフラワー合わせて、150点が展示されています。

 

また手作りのバラをモチーフにしたアクセサリー類も販売されていましたよ!

 

赤、ピンク、黄色といった様々な品種を楽しめるのはもちろん、会場に立ちこめる上品なバラの香りに癒されました。

 

薔薇の栽培は防虫、温度管理など大変なことも多いそうですがきれいな花を咲かせられた時の喜びはひとしおだそう。

 

バラの育成相談会や、切花の販売も行っているので、ぜひ足を運びくださいとのお話でした。

 

明日は9時〜15時まで開催されています。

 
渡壁 恵子

瀬戸内市立美術館へ

2024年05月08日

今日は牛窓町牛窓の瀬戸内市立美術館へ。

「鉛筆画 大森浩平展」が開催中です。ご本人の鉛筆画家の大森さんにお話を伺いました。



今回初となる個展。10年間の集大成ともいえる15点の作品が並んでいます。

彼を一躍有名にしたボルトとナットを描いた作品をはじめ、今回新作となるメタリックな腕時計。



初期の作品となる女性画など息を飲むような作品ばかり!




また実際に作品を描いているDVD上映も行われており、どんなふうに作品が仕上がっていくのか見ることもできます!


鉛筆1本でここまで表現できる世界観。ぜひご堪能下さい。



会期中の6月30日までの日曜日、午後2時から大森さんと館長のギャラリートークも開催されるそうです。



合わせてお楽しみ下さいね。

時間はみ9時30分〜午後5時までです。

渡壁 恵子

今日は岡山市北区伊島町の人と科学の未来館サイピアへ。

サイピア科学実験担当の糸山さんにお話を伺いました。

 

明日からゴールデンウィーク企画「春のサイピアフェスティバル」が開催されます。

 

明日から科学ショー、科学工作、体験会、フィールドワークなど15ショー、15ブースが皆さんを出迎えてくれます。

 

中でも毎年大人気なのが黒いゴミ袋を使った巨大ソーラーバルーン!今回はゴミ袋70枚以上使って10メートル以上のクジラが空を泳ぐそうです!

明日5月3日の9時30分から芝生広場前で開催されますので、ぜひお集まりくださいね。

 

その他にも子供たちに大人気のアニメ全天周映像や2階ではサンショウウオの特別展も開催されています。


 

ご家族揃ってサイピアでお楽しみ下さい。

 
淵本 文枝

林原美術館へ

2024年05月01日

今日のラジまるは岡山市北区丸の内の林原美術館へ。

 

現在、開館60周年記念「大名家に伝わる能楽」が開催されています。6月16日まで。

 

林原美術館は、昭和39年に岡山美術館として開館して、今年開館60周年を迎えます。開館60周年記念展と題して、今年度は選りすぐりの作品を数多く展示する企画展が目白押しです。

 

今回は第1弾として岡山藩主の池田家に伝わった能装束や能面などの工芸品を、岡山大学附属図書館池田家文庫が所蔵する歴史資料とともに披露されます。

 

能装束、能面、帯、楽器など幅広いコレクションです。

 

この能楽コレクションの礎を築いたのは、2代藩主、池田綱政です。江戸の本屋敷や岡山城、そして現在の後楽園に能舞台を作り、自ら能を演じた事でも知られています。

 

綱政直筆の能の動きを記した文献も。赤い文字で書き加えられているところも多く、熱心に研究していた形跡です。

 

岡山城の古い図面には、能舞台も記されています。江戸の本屋敷にはなんと、2つも能舞台があったのです。

 

5代将軍綱吉が能楽がお好きだったので、将軍家や諸大名と交友を深めるツールとして能楽がとても重要なものであったというわけです。

 

いつ、何処で、なんの演目を、どの面と衣装を身につけて披露したか、またその時の招待客の名前も全て史料が残っているというのもすごく貴重です。

 

能衣装も絢爛豪華で重要文化財に指定されている桃山時代のものもあり、一見の価値あり!

 

5月5日午後1時半からロビーにて、岡山芳泉高校書道部・美術部による書道パフォーマンスが行われます。

 

また毎週土曜日午後2時から学芸員によるギャラリートークも行われます。

その他にも数々のワークショップが期間中予定されています。

 

入館料は一般500円 高校生300円 小中学生は無料 6月16日まで。月曜日は休館。ただし、5月6日は開館しています。