淵本 文枝

せとうちアート水族館~松永正津アート魚拓の世界~

2018年7月27日

今日から瀬戸内市牛窓町の瀬戸内市立美術館でせとうちアート水族館~松永正津アート魚拓の世界~が始まった。

松永氏の魚拓はカラー。まるで写真のような魚拓は生きているようで、美術館が水族館になった様。2m以上あるカジキマグロの魚拓やタコ、イカ、鰈、ブリ、鯛、アマゴ、ニジマス、アオウナギ、熱帯魚の群れまで。大物が採れると、新鮮なうちに松永氏に魚拓にしたいと依頼が舞い込む。海外からも連絡があるそう。アート魚拓の第一人者ならでは。

魚拓は日本発祥の文化で古くは江戸時代、東北の鶴岡市に始まった。魚に色を塗って紙をのせる直接法で製作されているが、日本画家でもある松永氏ならではの色のグラデーションは圧倒的な立体感とみずみずしさを生みだしている。

8月26日まで。大人500円。中学生以下は無料。海を臨める牛窓の美術館で水族館に行った気分になる!

期間中にワークショップも多数企画。8月11日13時から松永氏の実演もある。

 

午後は東区水門町の亀石宮に行きました。今晩19時より毎年旧暦6月15日の大潮の日に古くから執り行っている亀石宮満潮祭が開催される。

神武天皇の水先案内をした神が乗ったといわれる大亀の化身の亀石をお祀りしているお宮です。月が昇るのと同時に2曹の山形に提灯を飾りつけたシャギリ船が水門湾を巡行するという。船は子どもたちが笛、太鼓、などでお囃子を演奏しながら進んでいく。

同時に300発の花火も打ちあがり、幻想的な神事が執り行われる。

年に1度の満潮祭、夜店が軒を並べ、歩行者天国になるという。

古くから伝わる夏祭り、訪れてみてはいかがでしょう?