淵本 文枝

西日本豪雨、岡山市の被災地より

2018年7月13日

今日で西日本豪雨による被害が出て1週間がたった。倉敷方面の被害は勿論たくさんのニュースに取り上げられているが、岡山市内も各地で水害が出ている。ラジ丸は、今日、東区南古都周辺を取材した。午前は砂川の堤防が決壊して、東側が水没した平島小学校学区の南古都団地に入った。住宅地は道路の両サイドに使えなくなった家財が山積みになり、水没した車はレッカー車を待っていた。呆然とする住人と家財を外に運び出すボランティアスタッフ。7日2時30分頃、近所の車の警報ブザーが鳴り始めて堤防が決壊し、浸水し始めたことを知ったそう。15分後には外は危険と察知し、2階で2晩みずが引くのを待ち続けたという。上道公民館に東区災害ボランティアセンターを設置。岡山市に在住または在勤している人は是非復興作業を手伝ってほしい。受け付けは9時~11時。今、運搬車が足りていない。軽トラックを使わせてくれるとありがたいという。一日平島一帯を取材したが、避難所に指定されていた平島小学校体育館も水没。最終的に腰の高さまで水が迫り中2階の家庭科室に移動したそう。子どもたちは繰り上げで終業式なしに夏休みに入った。ほとんどの子どもたちの家が被災したという。今後片付けで大変だと思うが、夏休みの間に学校も復旧作業をしなければならない。