倉敷の美観地区にある日本郷土玩具館プラスワンギャラリーで「畳縁と真田紐を倉敷児島唐琴から」と題して展示販売がスタートしている。児島唐琴で畳縁を生産している高田織物と真田紐を生産している坂本織物2社がタッグを組んで日本古来から伝わる細幅織物をもっと知ってもらおうと企画された。2mほどに束ねられた紐としての単品は勿論、ポーチ、ベルト、アクセサリー、祝儀袋、小銭入れ、名刺入れなど様々な加工品が並ぶ。カラフルな色、ポップな柄、その組み合わせが面白い。観光客だけでなく地元の私たちも岡山の伝統ある細幅織物の進化に驚くに違いない。5月16日まで。
午後は倉敷市立自然史博物館3階特別展示室にお邪魔しました。6月17日まで去年3月に自然史博物館に寄贈された冨山哲夫氏のチョウ類7300以上のコレクションが展示されている。3年前に他界された岡山市の歯科医、冨山先生のコレクションで環境省の国内希少野生動植物種に指定されているウスイロヒョウモンモドキや、絶滅危惧種のギフチョウなど国内外の貴重なチョウの標本、標本道具などが展示されている。色、形、柄どれも神秘的だ。