笠岡市立カブトガニ博物館で、特別展示ビーチコーミング・笠岡の貝殻~海辺の宝探し~展を開催中。~10月1日まで。砂浜をくしで優しくすくようにして、物を探す、というイギリスで始まった海辺の遊び。今回はカブトガニ博物館の学芸員3人で3年前からしまなみ海道から玉野まで様々な海岸を探し集めた1050点余りの貝殻、シーグラス、サメの歯や木の化石などが展示されている。場所によって発見できるものは違い、特徴もつかめる。また、明らかに日本にはない貝殻もあり、外国から持ち込まれた砂で海岸整備されたことが分かったり、ちょっとした発見や推理の楽しさも味わえる。今日も、夏休みに笠岡諸島をめぐり、貝殻を集めてきた子どもが宝箱から貝を取り出し学芸員に熱心に質問していた。太平洋、日本海などは、また全然違ったものが採取される。その違いなども分かるようになっているのでビーチコーミング、なかなか奥が深そうだ。