倉敷市立美術館で、倉敷陶芸会展が開催されている。~10月2日まで~今年で12回目を迎えた展覧会だが、倉敷陶芸会に所属するおよそ30名の作品が260点程展示されている。アマチュア陶芸愛好家ばかりということだが、焼き物のジャンルは様々で、皿、花器、壺、オブジェ等、楽しい作品であふれている。思うように焼きあがらないところが面白い、とメンバーは言う。野焼きの埴輪やシンゴジラ、生活の中に自然に溶け込む食器等、力作を見て下さい。
午後は児島の野崎邸に行きました。野崎家塩業歴史館が来年春、30周年を迎えるにあたり、現在、館蔵名品展を開催している。~11月20日まで~塩田王野崎家に江戸から明治と代々受け継がれてきた美術品が今回30点特別展示されている。天才陶工、仁阿弥道八 最大の作品、色絵寿老人像。蒼松白鶴図は椿 椿山の作品で、野崎家の令嬢の結婚の記念として、近衛家より拝領した江戸後期の名画など、それぞれがどのようにして野崎家に贈られ、どのように鑑賞されてきたのか見ていくと、非常に興味深い。春会期も予定されているので楽しみです。