岡山県立総社南高校の美術工芸系の卒業生50人、新旧教員10人の合わせて60人による
展覧会が岡山県天神山文化プラザの第一展示室で開かれています。
母校の創立30周年をきっかけにOB展を開催しようと有志が立ち上がりました。
絵画や彫刻だけでなく、ペーパークラフト、銅で作ったカブトガニのオブジェ、
備前焼や木漆のオブジェなど様々なジャンルの作品が約70点も展示されています。
5期生の日向啓江さんの作品「Untitled」
同じ桃の花を反転させて異なる色づけをした2枚で一つの作品です。
目に見えるものと見えないものを対比させたそうです。
実行委員長の1期生、大前和之さんの作品「襤褸の肖像」
鉄のオブジェを別の角度から見たものです。盾で守れなかったものを表現したそうです。
現在、国内外で活躍されている作家さんたちが、母校というつながりで、美術を学び始めた土地に集まるという
とても興味深い作品展です。
21日まで、岡山県天神山文化プラザで行われています。