笠岡市横島の笠岡市カブトガニ博物館で特別陳列「笠岡今昔物語展』が開催されている。カブトガニが多く生息されていた昭和30年代~40年代の生活ぶりを再現した展示や写真などがたくさん展示されている。笠岡の当時の様子を懐かしむ年配の人やレトロ感が新鮮に思える若い世代など幅広い年代の来館者が訪れている。去年は産卵が32カ所で確認され、カブトガニもだんだん数が戻りつつある。今年の夏には産卵を観る会を企画できるまでになれば、と館長が話してくれた。カブトガニ保護センターができて26年。水質改善を試み始めて20年以上。これからも、以前の自然の恵みを振り返りながら、この取り組みを継続して欲しい。~4月10日まで。