淵本 文枝

ヨシの工作

2015年2月13日

玉野市東七区の玉野市立大崎小学校で児島湖のヨシを使った工作体験が行われた。
岡山県が児島湖周辺の3ヘクタールにおよぶヨシを毎年冬に刈り取っているが3年前から刈り取られたヨシのリサイクル事業として地元の子供たちにヨシを使った工作を楽しんでもらっている。もともと、水質向上に役立つヨシだが枯れたままにしておくと逆に水質悪化の原因にもなる。環境について考えてほしいと今年は額縁とパンパイプとブーブー笛3種類を作った。

いつも目にしているヨシだが実際に触れるのは初めてという子どもたち。楽しそうに取り組んでいた。普段から生活排水やごみについて自分たちができることを考え環境について問題意識をもてる子どもになってほしいと先生も語っていた。

雅楽鑑賞会。岡山市北区中井町にある岡山市立御野小学校で午後から岡山県神社庁が企画する雅楽鑑賞会が行われた。
今年初めての試みで伝統文化を継承したいとのこと。音楽の授業で学んだ6年生の児童が対象で生で演奏を聴くのはほとんど初めてのこと。普段は、神主の皆さんが烏帽子に直垂と呼ばれる衣装をまとい荘厳な音色を響かせた。笙・篳篥・竜笛・鞨鼓・鉦鼓・大太鼓、楽器も雅な雰囲気。1300年前平安時代中期から伝わる雅楽に触れ貴重な体験となったに違いない。