今日の朝まるは岡山市北区出石ちょうにあるアートスペース油亀へ行ってきました!!
ただ今太田三郎「出石町の家」~岡山空襲に寄せて~が開催中です。
今回は太田さんが手掛けたアート作品およそ30点が展示されています。
版画や水ぬりえ、鉄で出来た物など様々なものを使って岡山空襲を表現されていました。
こちらは「きけ わだつみのこえ」という当時の特攻隊に行く前の気持ちを記した遺書のようなもの。
こちらはそのページを切り取り結び、一年雨ざらしにしたものをまた丁寧にとってもう一度利用してできた作品。桜の木をイメージされていて、散り際が美しい事を表現しているそうです。
こちらはその本のページを小さな短冊のように切り張って折り曲げた作品「慟哭」
クマやイヌにも見えるこの動物。戦時中いろんな想いがあっただろうけれど全てはお国の為。遠吠えしているこの動物に想いを寄せています。
こちらは「盃」という作品。日の丸と日章旗がクロスされ、真ん中に☆マークが。
これは日本万歳という意味が込められていて、日本が勝利した時この盃で酒を酌み交わしたそうです。
しかしその下には先ほどの紙が敷かれています。その勝利の下には沢山の人の犠牲があります。
この作品展は11月11日(日)11時~19時まで。期間中は代表の柏戸さんも居てくださるそうなので、詳しくは伺ってみてください。
絶対に忘れ去ってはいけない事、また戦争を知らない私達だからこそ知らなければならない事。とても勉強になりました。ぜひたくさんの方に見ていただきたいと思いました!!
午後からは玉野市築港にある駅東創庫ギャラリーミナトに☆
今日から「駅東創庫5周年記念 洋画展」が開催されています(^^)
会場には玉野市在住の洋画家7人の作品14点が展示されています。
そのうち7点は日展出品作品という事で、私の身長ほどある20号の洋画は見ごたえたっぷりでした(^0^)
こちらは今日ラジオに出演して下さった玉野市文化協会 会長の江田康夫さんの作品。「室内」です。
江田さんの絵は写実主義といって遠近法を整え、見たままに描く技法だそう。
ほんとうに飛び出してきそうでした!!
こちらも同じく写実主義の北川直枝さんの
作品。「秋容」
ここはどこなんだろう?素敵な場所です。行ってみたいですね☆
こちらは具象主義、遠近法を用いず、オリジナルの形や色合いなどを使ったもの。
長尾賓さんの作品「田園」この独特の棚田のような曲線、色合いがなんともいえません!
ぜひ芸術の秋を見つけに出かけてみてください☆
この展示は11月12日まで♪