小林 章子

秋のふれあい市

2012年10月26日

青空に飛行機雲。

紅葉も始まり、でかけるのが気持ちよい気候ですね。

そんな中、ラジまるがむかったのは、岡山市北区高松の高松農業高校!

温室では、ゼラニウムやシクラメンなどの花の苗が、

明日の「秋のふれあい市」にむけて準備万端。

甘い香りを漂わせ、出番を待っていました。

高松農業高校恒例の「秋のふれあい市」は、今年で27回目。

高校生が一生懸命育てた苗や加工品などを販売します。

販売開始から早々に売り切れてしまう人気商品もたくさんあるんですよ。

注目商品のひとつは、今年初登場の芝人形キット。

ストッキングに土と芝の苗を入れて、人形を作っているんです。

芝が生えてくると、髪の毛のようにみえるんですよ。

初登場は、もうひとつ。

栽培から加工、包装まですべて高校生が手掛けた

ハーブティーのティーバッグ。丁寧に作られています。

ほかにも、ミニ豚ショーや、大人気のトマトゼリー、吹奏楽の演奏など

いろいろ楽しめますよ♪

秋のふれあい市は、明日12時から。販売は13時からです。

駐車場に限りがありますので、公共交通機関でおでかけを!

JR備中高松駅から南に歩いてすぐです。

続いては、倉敷市羽島の山の中腹にある天神窯アトリエへ。

きのう干支の香合の窯だしがあり、きょうから窯だし展が開かれています。

天神窯では、毎年干支の香合をつくっていて、今回で65作目。

岡本篤(あつし)さんが、お父様の代から受け継いでちょうど12作目。

干支がひと回りしたのだそうです。

今回の巳(み・へび)は、呉須(ごす)で絵付けしています。

もちろん手描きですから、ひとつひとつ表情が違います。

呉須の青が、やわらかい色彩に仕上がっているものもあれば、

凛と引き締まった黒に近い色になっているものもあり、

やさしい雰囲気のもの、勇ましい雰囲気のものと様々でした。

訪れた方たちは、じっくりと時間をかけて選んでいましたよ。

とても優しい表情の岡本さん。

お茶席で使うだけでなく、香合コレクションを鑑賞する方のために

並べたときのバランスも考えて作っているそうです。

窯だし展は28日(日)までですが、年内は干支の香合を作り続けると仰っていました。