ヴァイオリンの名器として名高いストラディバリウス。
1億円をこえるともいわれています。
そのストラディバリウスの音色に非常によく似ていて、
「現代版ストラディバリウス」とよばれるヴァイオリンを作っていらっしゃるのが、
名古屋にある会社「シャコンヌ」の窪田博和さん。
窪田さんは、ストラディバリウスの修理を手掛け、その経験から、
まるでストラディバリウスのような音色をもつヴァイオリンを生み出すことに成功しました。
きょうから、ヴァイオリンやヴィオラなどの弦楽器の展示会が
岡山市の国際交流センターで開かれていて、
窪田さんがヴァイオリンを製作する様子もみることができるんです。
とんとんと指で板をたたいて音色を確かめながら、削ってゆきます。
わずかな音の違いも聞き分けて、どこをたたいても同じ音がするように
仕上げるのがコツなんだそうです。
続いて、ラジまるは倉敷へ。
素敵な染物がいっぱい。ここは、倉敷文化洋裁教室です。
橘夏子さんが、阿智神社の阿智の藤の葉や枝などを利用して染めた「藤染め」や
吹屋のベンガラを使った「ベンガラ染め」などの作品を、
来月1日からの阿智神社の藤祭りで展示するために製作しています。
5日には、こどもたちも織物が体験できるよう準備をすすめていらっしゃいましたよ。
続いては、阿智神社。
緑色の八重桜「ぎょいこう」が見ごろを迎えていました。
しだれ桜も満開です。
阿智神社の藤まつりは来月1日から5日まで。
お茶席がもうけられたり、藤にちなんだおいしいものの販売などが予定されていますよ。