楢崎 房江

い草とガラス

2011年6月17日

~倉敷いぐさ~

午前は、今吉商店(倉敷市西阿知町1016)にお邪魔しました。明治30年に創業し、現在の当主は4代目・今吉正行さん。いぐさの栽培から、いぐさ製品の製造販売までを行っています。5代目となる頼もしい後継者もいて、正行さんの長男の俊文さんが栽培を担当し、畳表の製造も勉強しているんだそうですよ。今は製品のバリエーションも豊富で、花ござの他、CDケースやマウスパットなども作られています。また電力不足の心配から夏のエコが注目されている今年は、寝ござがよく売れていると言われていました。手話の「岡山」は、いぐさを使用した畳の織り方から生まれた形です。郷土の誇るいぐさ製品で、今夏は自然の涼を感じてみませんか!製品は、アイビースクエアや倉敷美観地区の土産物店などで買うことができます。またギャラリー十露(倉敷市本町3-9-1)では、6月30日まで、展示販売が行われていますよ。

ラジまるが訪ねた時は、岡式織機で花ござを織っているところでした。現存する唯一の専用織機の前で、今吉正行さ~ん、ハイ、チーズ^^

~ガラス~

午後に訪ねたのは、美観地区の路地を入り、クラフト&ギャラリー幹(倉敷市中央1-6-8)です。大原美術館分館の隣にあるこちらでは「吉田恵子とんぼ玉・ガラスのアクセサリー」という展示販売が行われていて、倉敷市茶屋町に工房を構える吉田さんの手によるガラスのアクセサリー約150点が並んでいます。ペンダントトップやピン、イヤリング、帯留め、携帯ストラップなど、どれも存在感のある作品ばかりです。値段は、2,000円~18,000円といったところだとか。私は、透明のガラスの中に花が細工された作品に惹かれました。大事にとっておきたい宝物を見つけた気分。乙女心!?がくすぐられた時間です^^

時間 10時~17時

会期 6月19日(日)まで