番組審議会

<第738回審議会概要>

■開催日時
令和7年(2025年)4月9日(水)14:00~15:30
■場所
RSK山陽放送 第1会議室(リモート併用)
■議事の概要

リモートを含む9人の委員が出席。

議事に入り、今年度の委員長に谷一尚委員が、副委員長に黒住宗道委員が選出された。
続いて、局よりテレビ・ラジオの4月番組改編と、昨年10月から今年3月までのテレビ放送の番組種別について報告が行われた。
番組批評は、RSK山陽放送の自社制作番組について行われ、

テレビでは
▽ 「石田好伸の就活おたすけマン 情熱リーダーズ(4/6放送)」は、Z世代への情報発信が狙いとして明確で、番組の構成やテーマ設定に好感が持たれた。一方で、SNSとの連動やアーカイブ展開など、視聴導線を意識した工夫への期待も示された。
▽ 「金曜ライブ いまドキッ!(4/4放送)」は、冒頭のコーナー案内や時間表示が視聴者に親切で、夕方の多忙な時間帯にも見やすい工夫がされていた。
▽「RSK地域スペシャル メッセージ 雑草魂~ユーリ阿久井政悟~(3/26放送)」は、ナレーションを使わず本人らの肉声で構成されている部分などについて、感情や背景がリアルに伝わると好評。映像構成や記録映像の活用も的確で、番組全体の完成度の高さが評価された。
▽「めざせ!四国×東九州新幹線(3/16放送)」は、四国と東九州を横断する構成で、国土全体を見据えた政策的視点が際立っていた。広域的かつ立体的にテーマを捉えた内容は評価が高く、今後のシリーズ化にも期待が寄せられた。

などの意見があった。

ラジオでは
▽「演歌春秋」は、音楽番組でありながら、山火事の最新情報などを違和感なく伝える構成力が評価され、リスナーとの双方向性にも好感が持たれた。
▽「おかやまニュースタイム」は、岡山、国内、国際のニュースをバランスよく届けており、番組全体のトーンも落ち着いていて聴きやすいとされた。
▽「はるにゃんのふかふかおふとん」は、Z世代向けの自由な語り口が新鮮さを持つ一方で、若者層に過度に寄せすぎる必要はないのではとの意見もあり、バランスの取れた展開に期待が寄せられた。
▽「中村恵美のリアルおかやまRadio★Z」は、若者の考えや生き方を丁寧に掘り下げ、親世代の共感も得られる構成で、世代間をつなぐ番組として評価された。

などの意見があった。