番組審議会

<第737回審議会概要>

■開催日時
令和7年(2025年)3月12日(水)16:00~17:30
■場所
RSK山陽放送 第1会議室
■議事の概要

紙上参加を含む8人の委員が出席。
下記のテレビ、ラジオの自社制作番組について批評が行われた。

テレビ 1月18日(土)17:00~17:15放送
「味ひとすじ 永谷園 頑張れ!ニッポンの技 丸亀市丸亀団扇」

ラジオ 2月15日(土)14:00~16:10放送
「ファジアーノ岡山 対 京都サンガF.C.」 生中継の前半終了部分まで

【テレビ】
▽丸亀団扇の伝統の技が、15分という短時間の中で、非常にコンパクトによくまとまっていた。
▽400年の歴史を継承する職人の姿が映し出され、伝統の重みが伝わる内容だった。
▽宮武アナのナレーションは落ち着いていて、ゆっくり聞き取りやすく、番組の雰囲気に適しており、聞きやすかった。
▽外国人が体験し、喜ぶ様子が描かれており、インバウンド観光の可能性が感じられた。
▽伝統産業の厳しい現状は伝わるが、後継者不足の問題に対する明るい展望がもう少し示されていれば、より共感を得やすかった。
▽伝統技術をどうやって守っていくのか、そういった取り組みや提言が少しでも入っていれば、より深みが増したかもしれない。
▽YouTubeと連携し、アーカイブ化を進めている点は評価できる。
▽番組のテーマを活かし、地域活性化や大学との連携など、新たな展開が期待できる。

などの意見があった。

【ラジオ】
▽実況と解説が臨場感を持って進行され、試合の雰囲気がよく伝わってきた。
▽ラジオ特有の難しさがあるが、実況の冷静さと熱量のバランスが取れていた。
▽ラジオならではの強みを活かして、ファジアーノの最近の取り組みや、選手のエピソードなどを交えた内容があれば、より聞き応えがあったのではないか。
▽ラジオを初めて聴く人や、サッカーに詳しくない人のために、サッカー用語の簡単な補足があると、より親しみやすくなるのではないか。
▽県外のサポーターもradiko(ラジコ)を通じて試合を聴いていることを考慮し、もっと彼らに向けたコメントがあると、全国のファンと一緒に盛り上がれたかもしれない。
▽ファジアーノ岡山のJ1昇格に伴い、メディアとしてさらなる地域貢献を期待したい。

などの意見があった。