紙上参加を含む8人の委員が出席。TBSを中心とするネット番組(ドラマ・バラエティその他)について番組批評が行われた。
▽ドラマ「18/40」では、キュレーター(学芸員)を目指すヒロインが登場。あまり知られていないキュレーターという職業を広めて頂いて、同業の立場としてとても嬉しかった。
▽ドラマ「VIVANT」が話題になりはじめ、途中から見たのだが、非常におもしろかった。先の読めないストーリーを自分なりに展開を予想するのが楽しかった。
▽ドラマ「VIVANT」は、久々の重厚なドラマ。豪華俳優陣に加え、スケールの大きさ、モンゴルでの壮大な映像・日本文化の美しい情景など、相当な製作費だと推察されるが、オリジナルストーリーも緻密で、考察、伏線回収に相当な集中力を持って視聴した。続編に期待を持たせるラストだった。
▽ドラマ「VIVANT」は、TVerやX(旧Twitter)との連携した施策が良く、立体的に楽しむことができた。
▽「CDTVライブ!ライブ!」はZ世代を意識して出演者が偏ってきている印象。
▽「ベスコングルメ」の町中華を食べる回を初めて視聴したが、出演者3名のトークがとても楽しく、波留さんが心の底から美味しそうに食べるシーンに好感が持てた。
▽「所さんお届けモノです!」は、新たな郷土料理を発掘するバラエテイー番組と言える。紹介された商品をネットで検索もでき、良い番組だった。
▽「マツコの知らない世界」は、大好きな番組。毎回切り口も、ゲストとマツコさんのトークも軽妙で長く続けてほしい番組。
▽「プレバト」は、俳句や水彩画、絵手紙、スプレーアートなど様々なジャンルの作品を査定する番組で、毎回楽しく視聴している。夏井先生、梅沢さん、浜田さんのやり取りが楽しい。マンネリ化しないよう新しい出演者も増やすなど工夫してみては。
▽「世界ふしぎ発見!」は長年好きな番組だが、3月で終了という記事を目にした。非常に残念。
▽バラエティー全般に、マンネリ化を感じざるを得ない。最近、「正解はCMの後」等の演出がまた増えてきたように感じる。10~20歳代のテレビ離れが進む時代。そのような演出は止めた方が良いのではないか。
などの意見があった。