9人の委員が出席し、テレビ・ラジオの10月改編についての説明と、テレビの4月から9月に放送した番組の種別放送時間帯についての報告が行われた。
番組については、先月に引き続きTBSを中心とするネット番組のうち、バラエティ番組と新番組について批評が行われた。
▽バラエティ番組
「マツコの知らない世界」について
著名人であっても、一般人であっても、出演者によって対応が変わらないマツコさんがとても気持ちよく見せている。食レポはあまり好きではないが、マツコさんの場合は、リアルに伝わって来るので、楽しく見ることが出来る。
「バナナマンのせっかくグルメ‼」
コロナ禍でどんな状況であっても、WEBであったり、テイクアウトであったり、上手く対応して、バナナマンの良さを出せている。
「人生最高レストラン」
料理の中身よりトークに徹しており、どのようにしてグルメに引き付けるか、トークを聞いて思える番組。MCの加藤浩次さんの盛り上げが上手い。
「ぴったんこカンカン」
ゲストと安住アナウンサーの掛け合いがおもしろく、ゲストの自然な感じを引き出せていた。18年半の長寿番組が終わるのは残念だった。
▽新番組
「THE TIME,」
安住アナウンサーの起用は、TBSの意気込みを感じられる。各局からの生中継は楽しみ。ただ、5:20という眠気眼の時間にはジャンルが多過ぎ、混乱するのではないか?交通整理が必要か。時間帯別に報道内容を変えたらどうか?
さわやかな人が、さわやかな風景の中を、音楽に乗って走る様子は、「朝活RUN」のコーナーは、清涼感がある。
日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」
初回に夢や予言の中にCGを駆使して、見せ場を作っていた。役者も揃え、気合が入ったドラマだった。
官僚のモラルが低下していると言われる中、使命感・正義感のある主人公が大変よかった。
立場と性格がハッキリした人たちが、日本を救うために今後どう絡み合って行くのか、楽しみなドラマである。
などの意見があった。