番組審議会

<第699回審議会概要>

■開催日時
令和3年(2021年)5月12日(水)
■場所
RSK山陽放送 第1会議室(リモート会議システムによる開催)
■議事の概要

9人の委員が出席し、RSK山陽放送の自社制作番組について番組批評が行われた。

テレビは、「VOICE愛」4月21日(水)午後7時~8時放送

▽視聴者の声を反映させるという魅力的な番組だった。
▽詳細もHPに掲載されており、住み分けがありよかった。
▽しゃべりのある箇所にボーカル入りのBGMが入っていて、しゃべりよりも歌詞が気になった。
▽クレープ屋の自販機を紹介していたが、コロナ禍の業者の奮闘を映し出しており、印象に残った。
▽危険な場所とも言える天空の鳥居の取り上げた際にテロップでフォローしていたが、マスコミの影響は大きいので、配慮して欲しい。

などの意見があった。

ラジオは、「塀の中のラジオ ~贖罪と更生 岡山刑務所から~」3月27日(土)午後9時~10時

▽今の刑務所の現実と、40年続いたラジオ番組を1時間に作り上げたスタッフの力量の高さを感じた。
▽受刑者の肉声、塀の中に響く生の音、そして時代を映し出す音楽が非常に上手く構成されており、聞きやすかった。
▽『罪を犯した人も人間なんだ』と思う気持ちと、被害者とその家族を思うと、モヤモヤがあったが、モヤモヤを投げかけることは意義深い。
▽ラジオは映像がないメディアなので、受刑者の作られていない言葉、人間らしさが伝わって来た。

などの意見があった。