番組審議会

<第696回審議会概要>
■開催日時 令和3年(2021年)2月10日(水)
■場所 RSK山陽放送 第1会議室(リモート会議システムによる開催)
■議事の概要 紙上参加を含む9人の委員が出席し、RSK山陽放送の自社制作番組について番組批評が行われた。

テレビは「RSK地域スペシャル メッセージ 病への差別 終わらない闘い ハンセン病療養所90年」(1月27日放送)
▽長島愛生園の歴史が大変よくまとまった番組だった。
▽90年という歴史を振り返り、レガシーとして報告するだけでも意味があった。
▽社会が抱える負の歴史と、穏やかな美しい瀬戸内の風景のアンバランスが映像メディアの特性で描かれていた。
▽コロナ禍での差別・偏見を「今までやってきたのは何だったんだろう」の言葉、自分の言葉で語っていたのが、心に響いた。
▽ふるさとから引き離された人が、幼いころの友人に手を握ってもらえたことで、再びふるさとを与えられた場面では、「ふるさと」の持つ意味がこんなに強烈なのかと思った。

などの意見があった。

ラジオは「2021 初耳ラジオmoumou」(1月1日放送)
▽米澤・千神、二人のアナウンサーの掛け合いは元気がよく、晴れやかな雰囲気で元旦のラジオらしかった。
▽ラジオを聞きながら、「千神アナウンサー」や「虫明焼」などに興味が湧き、ネットで調べながら聞いた。ラジオはそんな聞き方があると思った。

などの意見があった。